GJ > 競馬ニュース > 2019年JRA展望  > 2ページ目
NEW

2019年JRA展望~アーモンドアイ・3歳クラシック・古馬戦線・角居調教師復活・外国人騎手・地方競馬も~

【この記事のキーワード】, ,

 古馬牝馬はアーモンドアイが中心で異論はあるまい。しかし同馬は海外遠征が基本路線の様子。ディアドラ、リスグラシュー、モズカッチャンなど古豪の意地を見せたいところ。また牝馬三冠でアーモンドアイに遅れを取ったラッキーライラック、ミッキーチャームなどは古馬になってどんな走りを見せるか。ヴィクトリアマイル向きの馬も多くいると思われるだけに、復活に期待したい。

 そのアーモンドアイはドバイが春の最大目標だという。ジャパンカップの内容から、国内ではもはや敵なしと言える状態だけに、ドバイでどんな走りを見せるか、そしてドバイ以降のローテーションにも注目したい。おそらく馬場が荒れるであろう宝塚記念の出走はないため、凱旋門賞に出走しなければ、国内は秋の天皇賞とジャパンカップが最大の目標となるだろう。

 難解なのは短距離戦線だ。2018年はファインニードルが高松宮記念とスプリンターズステークスを勝利したが、3歳馬はダノンスマッシュ以外にめぼしい強豪短距離馬がいないので、順調なら同馬が中心となりそうだ。

 ダート路線はやはり3歳馬ルヴァンスレーヴが中心。さらに東京大賞典を勝ったオメガパフュームも、3歳馬だけにさらなる成長が見込めそう。地方交流重賞はJRAからの移籍馬が多くなるだろうが、ゴールドドリームとケイティブレイブを加えた4頭がビッグレースを席巻しそうだ。

2019年JRA展望~アーモンドアイ・3歳クラシック・古馬戦線・角居調教師復活・外国人騎手・地方競馬も~の画像3

 そして騎手は今年の傾向が示すように、外国人ジョッキーが中心で間違いあるまい。特にノーザンファーム系有力馬のほとんどは、C.ルメールとM.デムーロに加え短期免許の外国人騎手で染められるだろう。さらにルメールが最多勝利の215勝を超えられるかどうかだが、1月早々に海外で不在となるなど、既に最多勝を達成したことでそこまで固執していないのではないだろうか。あとはJRAの騎手試験を受ける外国人騎手がいるかどうか、2019年後半になればそれも大きな話題となるだろう。

 後は2018年のノーザンファームの活躍を考えると、ノーザンファーム天栄をうまく利用している関東の若手調教師はさらに飛躍しそうだ。今年は大竹調教師、木村調教師が初G1制覇を達成しているが、この2名には特に注目したい。さらに不名誉な事件で調教停止となっていた、角居勝彦調教師の復活も注目。サートゥルナーリアはもともと角居厩舎の馬だけに、名誉挽回の活躍となるだろうか。

2019年JRA展望~アーモンドアイ・3歳クラシック・古馬戦線・角居調教師復活・外国人騎手・地方競馬も~のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?
  2. 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
  3. JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
  4. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  5. 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
  6. ナミュール、マスクトディーヴァは大丈夫?高速馬場の「カラクリ」に要注意…歴代最高「2070万馬券」の大波乱はなぜ起きた【ヴィクトリアマイル】
  7. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  8. “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
  9. 田原成貴「頭がお花畑」安藤勝己「最悪の負け方」元JRA騎手の大物が酷評…大一番で弱点露呈のシュトラウス、有馬記念のT.マーカンドに不安の声?
  10. テーオーロイヤル、ドゥレッツァの骨折も無関係ではない!? タイムトライアルのような京都の高速馬場…宝塚記念前の「怪時計連発」に懸念の声