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JRA浜中俊「ヴェロックス覚醒」に心境複雑……!? デビュー戦8馬身圧勝の「大器」は川田将雅とともにクラシックへ

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「ヴェロックスは、ディープインパクトのオーナーとして有名な金子真人氏の所有馬ですが、金子氏と川田騎手とのコンビといえば2015年の宝塚記念(G1)を勝ったラブリーデイが思い出されます。

そのラブリーデイが同年の天皇賞・秋(G1)に向かう際、川田騎手が騎乗停止になったんですが、代打として見事G1制覇に導いたのが浜中騎手でした。当時、川田騎手が事前にアドバイスを送り、浜中騎手も『それを参考にプランを立てました』と勝利騎手インタビューで感謝の意を示すなど、同年代のライバルとして2人の仲は良好なんですが……騎手としての差は大きく開いてしまった印象ですね」(同)

 2012年には131勝を上げ、24歳の若さで全国リーディング(最多勝は地方交流競走との合算で岩田康誠騎手だった)に輝いた浜中騎手。しかし、昨年は66勝と当時から半減。今年もまだ3勝に留まっている。

「時間がまだかかりそうなので、一戦ごとに良くなってくれるといい」

 若駒S完勝後、そうヴェロックスに期待を寄せた川田騎手。今や中堅どころへ落ち着きつつある浜中騎手は果たして、昨夏「大きな未来」を思い描いた相棒に対抗できるような新パートナーを見つけることができるだろうか。かつての輝きを思えば、このまま終わる騎手ではないはずだ。

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