真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.01.28 15:20
ダノンスマッシュ圧勝は「ディープ時代」終焉の予兆!? アーモンドアイ、サートゥルナーリアら最強陣容でロードカナロア「全カテゴリー完全制圧」も
編集部
ダノンスマッシュ(JBISサーチ公式サイトより)
「今回は負けられないという気持ちでした」
鞍上の言葉通りの圧勝劇だった。27日に行われたシルクロードS(G3)は1番人気のダノンスマッシュ(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎)が完勝。昨年の京阪杯(G3)に続く重賞連勝を飾り、スプリント戦線に大きく名乗りを上げた。
スプリント界に新たな「主役」の出現を印象付ける圧巻の内容だ。1枠2番から好位を進んだダノンスマッシュだったが、最後の直線で前が壁になる不利。惨敗も覚悟しなければならない展開だったが、北村友一騎手が外に持ち出してからは完全に手応えが違った。力強い足取りで先に抜け出したエスティタートを捉えると、最後は貫禄さえ感じさせる走りでゴール板を通過した。
「勝ててホッとしています。大舞台を目標に、無事にここまで来ることができました。次も期待を持って、人馬ともに頑張りたいです」
昨年の春秋スプリントG1を制したファインニードルが引退し、再び混戦模様となったスプリント界。それだけに今回の勝利がもたらす意味は大きい。3月の高松宮記念(G1)に向け、まずはダノンスマッシュが強烈な存在感を放った格好だ。
そして、今回の勝利によって再び注目が集まっているのが、父のロードカナロアだ。昨年の年度代表馬アーモンドアイを筆頭に、抜群のインパクトを残し続けている新時代の覇者が春の繁殖シーズンに向け、さらに評価を高めているという。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛