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2019.02.20 06:55
JRA一時代の終焉「引退」調教師が「豪華すぎる」と話題! イスラボニータ、エイシンヒカリ、ナリタトップロードなど……数々の名馬を手掛けた名伯楽たち
編集部
◆伊藤正徳調教師
JRA通算518勝
エアシェイディ、ローエングリン、ネヴァブションなどG1にあと一歩届かなった”脇役”を数多く手掛けるなど、渋いイメージのある伊藤厩舎だが、管理馬エアジハードがグラスワンダーを破った1999年の安田記念(G1)は記憶に残る名勝負だった。エアジハードはその後、マイルCSも制覇。同年の最優秀短距離馬に輝いている。
◆沖芳夫調教師
JRA通算478勝
沖厩舎といえば菊花賞(G1)を勝ち、古馬王道で活躍したナリタトップロードがあまりに有名。ただ、その時代の主役は後に「世紀末覇王」と称されるテイエムオペラオー。トップロードは脇役に甘んじていたが、その分、ファンが多かった。まだ若手だった渡辺薫彦騎手(現調教師)を辛抱強く起用し続けたことでも知られている。
◆中村均調教師
JRA通算662勝
2012年の天皇賞・春(G1)を単勝159.6倍の14番人気で勝ったビートブラックは、石橋脩騎手の初G1制覇としても知られている。また武豊騎手とのコンビでJBCスプリント(G1)を勝ったマイネルセレクトはドバイゴールデンシャヒーン(G1)にも挑戦し、歴史にその名を刻んだ。現役ではキンショーユキヒメが、昨年の福島牝馬S(G3)を勝つなど活躍している。
以上、8名の調教師が引退することとなるが、やはり錚々たる顔ぶれ。間違いなく「一時代の終焉」と言えるだけの面々だろう。今週末が最後の競馬となるのは寂しい限りだが、1つでも上の着順でゴールし、競馬界に伝わる”定説”を実現してほしいところだ。
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