真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.02.22 18:15
JRA阪急杯(G3)「米三冠の血」ミスターメロディの「一本調子」に疑問? 得意舞台はここではない
編集部
ただし、父はヨハネスブルグの代表産駒の1頭スキャットダディ。昨年は米3冠馬ジャスティファイを出している。短距離向きの種牡馬とは限らない。また、母の父はデピュティミニスター。カナダとアメリカで活躍、日本競馬にも大きな影響を与えているフレンチデピュティを出している。このように、ミスターメロディはいわゆる米国型血統であると言える。
米国型血統の馬は一本調子であり、単調なレースに強い馬が少なくない。ミスターメロディは距離うんぬんの前に、このような米国型血統の馬なのではないだろうか。だからこそ、新馬戦で気持ち良さそうに逃げて8馬身差の圧勝をした。しかし、2戦目の500万下特別でも逃げたが、鋭い脚を使った馬にあっさり交わされている。
ミスターメロディは府中や中京で好成績を残している。一瞬の脚を使えない一本調子タイプの馬にとっては直線が長いコースの方が向いている。阪神の芝1400メートルは内回りのため直線は短い。阪神Cでダイアナヘイローに迫ったものの差が詰まらなかったのもそれが理由だろう。そうだとすれば、今回もダイアナヘイローを捉えきれない可能性は低くない。ましてや、ダイアナヘイローの鞍上は武豊騎手だ。
阪急杯でミスターメロディがダイアナヘイローに勝つためにはどうすればいいのだろうか。少なくとも阪神Cよりも早目にダイアナヘイローをつかまえにいく必要がありそうだ。鞍上はNHKマイルC以来の福永祐一騎手になるが、日本型の緩急をつけた競馬にこだわると思わぬ凡走もあるかもしれない。
PICK UP
Ranking
17:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?- 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 【ホープフルS】“クロワデュノールなんて目じゃない!”今年最後のG1!冬の中山で走る穴馬の法則、名門調教師絶賛の穴馬!
- 競馬版『無限の住人』!? 米最高峰の舞台に立った「独眼竜」馬に熱視線も、意外と多い「隻眼の強豪」
















