萩原聖人「アマ最強」VS多井隆晴「プロ最強」が激突! サイバーエージェント藤田晋社長が手掛ける麻雀RTDリーグ2018『BLACK DIVISION』が開幕!
内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)
2017シーズン最終順位:予選敗退
2017シーズン予選:8位(WHITE DIVISION)
「正直、今期出場できるとは思っていなかった」
Abema麻雀TIMESの取材にそう心情を吐露するほど、初出場となった昨シーズンの内川幸太郎は完膚なきまでに叩きのめされた。RTDリーグのルールへの順応に手間取り、結果は屈辱の-321.1ポイントで最下位。予選敗退時には「周りのレベルが、普段戦っているところよりも高いのではないか」と完敗を認める言葉も漏れた。
とはいえ、内川は日本最大の会員数を誇る日本プロ麻雀連盟の最上位となるA1リーガー。2016年に行われた『麻雀プロ団体日本一決定戦』では、並居るプロを押し退けて個人総合2位を記録するなど、RTDリーグに出られるだけの実力は兼ね備えているはずだ。
「この舞台で戦えたことが『嬉しいな』っていうのが感想です。本当に感謝しかないです」内川の麻雀人生においても大きな敗北となった昨シーズン。来シーズン絶望を覚悟したその目には光るものがあった。
だが、そんな本人の覚悟とは裏腹に”運命”は再び内川に試練を与えた。プロ雀士として「上」に這い上がるためには、ここで結果を残す他ない。プロ麻雀界でも屈指のイケメンが、再び「頂点」を目指し顔を上げる。
松本吉弘(日本プロ麻雀協会)
2017シーズン最終順位:-
2017シーズン予選:-
まさかこの男が抜擢されるとは、誰が予測しただろうか。日本プロ麻雀協会が誇る若き新星・松本吉弘が麻雀界のスターダムにのし上がろうとしている。
RTDリーグのオーガナイザー藤田晋氏が「将棋界の藤井聡太五段のように、麻雀界からも新星が出てほしい」という願いから抜擢された松本だが、その風貌は『卓上のヒットマン』という異名が似合うチンピラ風だ。
しかし、その一見コワモテな風貌とは裏腹に、物腰は柔らかく人気麻雀講師でもある松本。今回のRTDリーグ参戦には「これまでの麻雀人生の中で一番嬉しいこと」と述べながらも、抜擢された理由に関しては「若さと強面のキャラクター」と謙虚な姿勢を見せている。黒を基調とした服装で対局に臨むのも、そのキャラクターを活かして麻雀界を盛り上げたいからだ。
ただ、出場選手最年少という立場でも、その実力は折り紙付き。昨年の發王戦決定戦では同リーグに出場中の村上淳とのトップ争いを制して戴冠。TwinCupに続くビッグタイトルを手にしている。
「同じ舞台に立てた以上、最高のパフォーマンスを出して勝ち切る」と語る若きヒットマンは、この麻雀界最高峰の舞台で人生を変え、若手プロの希望の星になれるだろうか――。(敬称略)
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