
麻雀RTDリーグ2018【展望】「大本命」佐々木寿人VS「前王者」平賀聡彦に「女流アマゾネス」和久津晶が挑む!激戦必至の『WHITE DIVISION』編

1月29日、いよいよ新シーズンが開幕する『藤田晋invitational RTDリーグ2018』。2016年の第1シーズン放送から、年々進化を繰り返す麻雀界最高峰のリーグ戦の火蓋が今年も落とされようとしている。
そこで今回は先行放送される『WHITE DIVISION』の出場各選手を紹介したい。
佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)
2017シーズン最終順位:決勝3位
2017シーズン予選:1位(BLACK DIVISION)
今シーズンも激戦必至の状況だが、『WHITE DIVISION』の「大本命」はこの男を置いて他にいない。日本最大規模を誇る連盟のエース・佐々木寿人が悲願のRTDリーグ優勝へ向け、3度目の正直に挑む。
出場メンバー唯一となる2回の決勝進出を果たしている佐々木。特に昨シーズンは、前王者・多井隆晴や準優勝者の藤田晋といったところが激しいマークに遭い予選敗退となる中、堂々の首位通過。予選のトップ率は驚異の48.1%、最終スコア502.3ポイントという圧倒的な成績でシーズンをリードし続けた。
そんな佐々木の課題は『Abema 麻雀TIMES』で「なんとかしなくてはいけなかった」と語っている通り、2年連続で不本意な結果となった決勝戦に他ならない。現役最強雀士としての”忘れ物”を獲りに行く佐々木寿人にとって、予選はただの通過点でしかないはずだ。
平賀聡彦(最高位戦日本プロ麻雀協会)
2017シーズン最終順位:優勝
2017シーズン予選:3位(BLACK DIVISION)
昨年、ついに「無冠の侍」の字を返還した平賀聡彦が史上初のRTD連覇に向け、再び決戦の地に立つ。昨シーズンで初出場初優勝を果たすまで、無冠の存在だった平賀。だが、所属する最高位戦で「天才」と称されており、2016年に行われた『麻雀プロ団体日本一決定戦』では個人総合1位を獲得。「平賀聡彦」の名が全国の麻雀ファンに伝わった瞬間だった。
その実績を買われて初出場した昨シーズンでは、準決勝最終日で絶望的な状況から大爆発。奇跡的な上がりを連発し決勝進出を果たすと、勢いそのままに優勝。初タイトルは本人にとっても「重すぎる」と語るRTDリーグとなった。優勝インタビューでは「(準決勝で逆転した)勝又さんのためにも勝ちたかった」と声を震わせるシーンも。
そんな平賀にとって、今シーズンは王者としての激しいマークを如何に掻い潜っていくかに尽きる。トレードマークの「幸せを呼ぶ黄色いネクタイ」と「3種類に増えたメガネ」を巧みに使い分けていくことが勝利の鍵を握るのかもしれない?
PICK UP
Ranking
23:30更新KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大「卒業」に秘められた思いを告白。「100m歩くのに10分もかかった」盟友・佐々木寿人にさえ明かさなかった満身創痍の3年間
多井隆晴「断固」ABEMAS宣言! 激動のオフシーズン滝沢和典「電撃退団」に白鳥翔が感じた「Mリーグに足りないもの」とは【渋谷ABEMAS全員集合インタビュー前編】
萩原聖人「95%は辞めるつもりだった」Mリーグ「引退」について告白……歴史的大敗からの逆襲のカギは原点回帰。今一度考えるべき「雷電の麻雀」とは
- 最年少Mリーガー松本吉弘「僕がMリーグの個人1位になれる」の真意……初著書で語られた「麻雀界の藤井聡太」の軌跡【書籍発売記念インタビュー】
- Mリーグ多井隆晴「どうやったら彼女できんの?」を白鳥翔がメッタ斬り!? 「とりあえず○○をやめなさい!」【渋谷ABEMAS対談インタビュー】
- オンライン麻雀Maru-Jan が贈る麻雀AI「KIRIN」。AIがあなたの牌譜を解析し、最適打牌を提案。
- JRA宝塚記念(G1)リスグラシュー「D.レーン」で大激論!?「絶対買わない!」多井隆晴VS「18万馬券的中」河野高志が麻雀界最強を懸け全面対決!!
- ジャパンC(G1)でJRAファンに「力」見せつける!? 「最速最強」雀士・多井隆晴が決意の「5頭勝負」を敢行
- 小林剛×多井隆晴が新設『Mリーグ』を語り尽くす! 何故「コバゴーは勝てるのか」麻雀のセオリーを覆す「正論」に驚愕!?
- 有馬記念(G1)多井隆晴が大本命レイデオロに下した決断! 2018年大躍進「最速最強」Mリーガーが今年最後の大勝負!?
- 麻雀Mリーグ「闘う集団」KONAMI麻雀格闘倶楽部が急上昇!? “シナリオ通り”の「大逆転優勝へ」佐々木寿人×高宮まり×前原雄大スペシャル対談