麻雀Mリーグ「10月22日」豪華絢爛・二階堂亜樹VS高宮まりVS魚谷侑未VS黒沢咲……史上初「オール女流対決」を制すのは!?
【TEAM雷電】-112.7(チーム6位)
出場選手:黒沢咲 -66.8(個人18位)
リザーブ:萩原聖人、瀬戸熊直樹
先週、ドラ1・萩原聖人が待望の初トップを飾ったものの、次戦で痛恨のラス……一刻も早いエースの復調が待たれるのがTEAM雷電の現状だ。唯一、瀬戸熊直樹が個人7位と気を吐いている状況の中、ここは先発を託された黒沢咲が女流対決を制して支えたい。
リーチを中心とした大物手で攻める麻雀を得意とする黒沢。タイプ的には赤坂ドリブンズの村上淳に近いものがある。だが前節、渋谷ABEMASの多井隆晴が「攻めのバリエーションが増えた」と語った通り、現在の村上は”Mリーグ仕様”。従来のスタイルよりも鳴き仕掛けを増やすことで、現在個人5位と好調を保っている。
今回がまだ3試合目となる黒沢だが、前2試合は3着→ラスとまだ眠っている状況……いや、正確には相手のスピードについて行けず、相手に眠らされている印象だ。果たして、ここで村上のようにスタイルに修正を加えるのか。それともしっかりと重い一撃を狙う従来のスタイルを貫くのか――。今後を占う重要な一戦になりそうだ。
【KONAMI麻雀格闘倶楽部】-294.5(チーム7位)
出場選手:高宮まり -32.4(個人13位)
リザーブ:佐々木寿人、前原雄大
ここまで最下位と苦戦が続いているKONAMI麻雀格闘倶楽部だが、15日には前原雄大が1日で約100Pを稼ぎ出すなど復調の兆しが見えてきつつある。しかし、エースの佐々木寿人が未だ個人最下位と、チーム状況は1つ上の雷電と共通する部分があるようだ。
だからこそ、今回の女流対決で最も勝ちたいのは高宮まりかもしれない。開幕からチームが低迷し、大きなプレッシャーと戦ってきた高宮だが、奇しくも今回の相手は日本プロ麻雀連盟の先輩女流ばかり。最年少の高宮にとっては、気楽に胸を借りて打ちやすい相手だ。ここは従来のノビノビとした攻めの麻雀で活路を見出したい。
今週末の『熱闘!Mリーグ』(AbemaTV)では、すでに特集が組まれることが決定している高宮。来月8日には30歳の節目が迫っており、残された「20代Mリーガー」の日々の集大成として、ここでしっかり結果を残しておきたいところだ。