麻雀Mリーグ「10月23日」TEAM雷電「卓上の暴君」瀬戸熊直樹が再び降臨! ファイナル進出を巡る大混戦3~6位の激突を抜け出すのは!?

【セガサミーフェニックス】-49.5(チーム5位)

出場選手:[想定]茅森早香 -84.7(個人18位)
リザーブ:魚谷侑未、近藤誠一

 前節は魚谷侑未が2連戦を戦い3着、2着とスコアメイク。特に第2戦のオーラスで見せた粘りは見事の一言で、TEAM雷電・瀬戸熊直樹をあと一歩まで追い詰める惜しい2着だった。スコアこそややマイナスといった結果に終わったが、前々節で痛恨の連続ラスを食らったチームに落ち着きを呼び込む内容。チームとしては、ここで再び上昇気流に乗りたいところだ。

 そんなセガサミーフェニックスからは茅森早香の奮起に期待したい。前節の女性選手対決では、チームメイトの魚谷が出場したため女性Mリーガーで唯一”蚊帳の外”だった茅森。ここまで3戦して-84.7Pと厳しい戦いが続いているが、現状を切り分けて考えることができる自由奔放さが彼女の持ち味だ。

 いい意味で空気を読まない自己中心的な打牌で、厳しい局面にも切り込めるのが、茅森が「天才」と称される所以。ここでトップを獲ればフェニックスとしても3人トップを達成できるだけに、まずは茅森らしい大胆な麻雀を期待したい。

【U-NEXTパイレーツ】-53.8(チーム6位)

出場選手:[想定]小林剛 -15.6(個人12位)

リザーブ:朝倉康心、石橋伸洋

 開幕直後こそ、チームカラーとなる手数の多さで安定した戦いぶりを見せていたU-NEXTパイレーツだが、いつの間にか6位まで後退してしまった。ここは巻き返しが期待される一戦になりそうだ。

 そんなパイレーツだからこそ、ここはドラ1小林剛「船長」の初トップに期待したい。ここまで7戦してトップがないのは意外だが、どうやら「ロボキラー」と評されるABEMAS松本吉弘との対戦で本来のリズムを狂わされている様子……。

 RTDリーグでも順当に決勝進出を果たし、優勝の可能性を残す安定した戦いを見せるなど、調子(ロボにそんなものがあればの話だが)は決して悪くない。”天敵”が不在のここでしっかり初トップを決め、チームに勢いをもたらしたいところだ。

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