
麻雀Mリーグ「10月23日」TEAM雷電「卓上の暴君」瀬戸熊直樹が再び降臨! ファイナル進出を巡る大混戦3~6位の激突を抜け出すのは!?

「第14節」10月23日(火)午後7時~
出場チーム
3位『EX風林火山』14/80
4位『TEAM雷電』14/80
5位『セガサミーフェニックス』12/80
6位『U-NEXTパイレーツ』16/80
実況:小林未沙
解説:多井隆晴(渋谷ABEMAS)
【EX風林火山】20.5(チーム3位)
出場選手:[想定]勝又健志 -24.5(個人13位)
リザーブ:二階堂亜樹、滝沢和典
トップこそ獲れなかったものの二階堂亜樹が2着、滝沢和典が3着としっかりスコアメイク。まさに「徐なること林の如し」(公式Twitter)となる戦いぶりだった。この安定感が守備に定評のある2人の真骨頂といえるだろう。
当面の目標である優勝決定戦進出には、今のポジションをキープすればOK。今後も簡単に大崩れしない安定感が、EX風林火山の大きな武器になりそうだ。
今節は3位から6位の直接対決。現在、約70P差の接戦の中にひしめいているチーム同士の戦いだけに風林火山としては、ここを勝ち切って上位固めを狙いたい。仮に連勝を飾ることができれば、2位浮上もあり得る状況だ。
そんな風林火山からは勝又健志の初トップを期待したい。すでに二階堂、滝沢がトップを飾っており、チームとしては「あと1人」を待っている状況。上位進出のためにも、まずは軍師・勝又の奮戦を期待したいところだ。
現在、個人13位の-24.5と目立った成績ではないものの、勝又はまだ2戦しか戦っていないだけに、まずまずの滑り出しといえるだろう。RTDリーグこそ悔しい準決勝敗退となったが、麻雀最強戦ではファイナル進出を決めるなど、その実力は折り紙付き。いつ”初日”が出てもおかしくはない存在だ。
【TEAM雷電】17.0(チーム4位)
出場選手:瀬戸熊直樹 112.6(個人2位)
リザーブ:萩原聖人、黒沢咲
前節でチーム初となる1日連勝の”ダブル”を決めたTEAM雷電。黒沢咲が待望の個人初トップを飾ったことで、これでチーム全員がトップを獲得したことになる。これは現在、首位・渋谷ABEMAS、2位赤坂ドリブンズだけが達成していた記録だけに、その意味は大きい。
すでに麻雀界において百戦錬磨のMリーガーでも、Mリーグはその賞金や規模、注目度を考慮しても別次元の戦い。さらに個人競技におけるチーム戦ということで、”初日”が出るまでの重圧は想像を絶するはずだ。そういった意味でも、各チームまずは3人全員に初日が出てこそ「真価」を発揮できるといえるだろう。
なお、瀬戸熊はこれでABEMAS多井隆晴と並ぶ通算3勝目。個人ランキングでも2位に浮上している。”初物”に圧倒的な勝負強さを見せ、RTD初代王者にも輝いている多井。しかし、その予選で「卓上の暴君」ぶりを遺憾なく発揮していたのが瀬戸熊だった。この2人の激突は今後、Mリーグの行方を大きく占う一戦になりそうだ。
勢いに乗りたい雷電は、瀬戸熊が昨日からの連闘。他チームにとっては脅威の存在になりそうだ。欲を言えば、リードを築きながらも終盤に追い上げられる展開が目に付く。圧倒的な攻めで対戦者の心を折ってしまうのが、瀬戸熊の理想とする麻雀。いよいよ「卓上の暴君」がMリーグに君臨するのか注目だ。
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