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パチンコ店で「大当りが消滅」!? 店員「痛恨の失態」にお客様「大激怒」

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 その台は、盤面中央にあるクルーン役物内の特定の穴に玉が入ると大当りとなる「アナログ機」であり、呼び出された台は大当りを射止めて右打ち消化中でした。

 右打ち時に盤面右側に玉同士が進路をふさいでブドウ状になっており、大当りが消化できない状態でお客様が困っていたのです。

「すぐに玉を取らないとアタッカーが閉まって出玉が少なくなる」と判断した私は、急いで台を開けて対応したのですが…。

 急ぐあまり、やってはならない「痛恨のミス」をやらかしてしまったのです。

 玉を取り除いて扉を閉めたその時でした。勢いよく閉めてしまった影響で「振動検知エラー」を誘発させてしまったのです…。私はすみやかにエラーを解除しました。

 対応が終わってホっとしたのも束の間「あれ?通常状態に戻ってるよ?」そうお客様に言われ、私は凍り付きました…。

 さっきまでの大当り状態は「完全に消え去っていた」のです。

 実は、その機種はエラーが出ると大当りが一時中断されてしまうケースが多く、対応する際は慎重に慎重に作業していたのですが、この時は完全にやらかしてしまいました。痛恨の失態…絶対に許されないミスでございます。

「お客様の大当りを消してしまった…」その現実を前に、全身から冷や汗が止まりませんでした。当然ながら、お客様から「これどうなんの?補償してくれるんだよね?」とすごい剣幕で問い詰められました…。

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