パチンコ「万発も狙える」超ライトスペック!?

文＝ひろ吉

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「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は、人気アクションゲーム「悪魔城ドラキュラX ～血の輪廻～」を再現して作られたパチンコ『CR悪魔城ドラキュラ129ver.』（高砂電器産業）について書いていきたい。

■大当り確率：1/129.77 → 1/68.48
■賞球：1＆3＆7＆11
■確変率：54％→100％（ST100回）
■ラウンド：8Ror16R（9C）
■出玉：約504個or約1008個
■時短：大当り終了後に40回
〇〇〇

■最高峰のライトスペックといっても過言ではない!?

　本機はV確変タイプのST機。通常時は54%で確変に突入し、ST100回で大当り確率1/68.48の当りを目指していく。例え、STに突入しなかったとしても、時短40回転（引き戻し率：約26.6％）がついてくるのは、非常にありがたい仕様だ。さらに、初回大当りの25%で16Rが狙えるのも本機の魅力の一つといえるだろう。

　STは継続率約77.0％、大当り時の70%で約1008個の出玉を獲得することができるため、まとまった出玉も十分に狙うことが可能だ。ボーダーラインも甘く、一部ユーザーの間では注目を集めた。

■打ち手を虜にする多彩な演出も魅力

　緊迫感を堪能できる演出はもちろんのこと、男心をくすぐる演出も多用されている点も本機を語るうえで外せないポイントだ。

　特に筆者が一番推したい演出が、大当り時にグランドクロス役物が中央に揃った際のもの。それと同時に「グランドクローース」といったセリフが流れるのだが、演出の見せ方とボイスのシンクロ率が高く最高の瞬間を味わえた。

　ST中のラウンドジャッジも注目で、16Rに当選していた場合「キュイン」とったテンションを高める効果音が流れる。ラウンドジャッジの時は、いつもこの音が鳴ることを期待しながら打っていたのだった。

　ド派手な演出を味わうことはできないが、苦痛を感じず長く打っていられた本機。演出バランスの良さに加え、優秀なスペックを再現したからだろう。ちなみに気になる戦績だが、トータルで万発も達成したことがある。今後、最新作がリリースされることに期待したいところだ。

（文＝ひろ吉）
<著者プロフィール>
　IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。