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パチンコホールの業況は“改善”傾向、6.5号機の影響でパチスロは大幅回復【シーズリサーチ景気動向指数調査】

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 遊技業界のマーケティングリサーチを主とするシーズリサーチはこのほど、2022年9月期の「パチンコ景気動向指数(DI)調査」の結果を公表した。

 同調査はパチンコ業界における景気動向の判定を目的に、2000年6月より四半期ごとに実施。今回は2022年9月15日から9月30日にかけてファックス及びWEBアンケートを行い、72企業、99地域から回答があった。

稼働状況はパチンコ・パチスロともに回復

 これによると、過去1ヵ月の収益や売上、粗利などから判断される「全体的業況」はマイナス38.4ポイントと、前回比(6月期)で20.4ポイント良化。3ヵ月後はマイナス32.3ポイントまで回復する見通しで、業況に改善傾向が見られた。

 事業別の「全体的業況」では、小規模事業者(1~3店舗)がマイナス27.3ポイント、大規模事業者(11店舗以上)がマイナス33.3ポイントと、それぞれ前回比で35.9ポイント、10.5ポイント良化。対して、中規模事業者(4~10店舗)はマイナス27.6ポイントと、前回比で4.1ポイント悪化した。

 稼働状況については、パチンコは前回のマイナス40.0ポイントからマイナス31.3ポイントまで良化。パチスロは前回のマイナス86.3ポイントからマイナス30.3ポイントまで大幅に回復した。3ヵ月後はパチンコがマイナス35.4ポイント、パチスロがマイナス22.2ポイントになると予想。パチンコはやや悪化する一方、パチスロはさらに回復する見通しとした。

 ちなみに、パチスロが大幅に回復した理由として、季節的な要因に加えて、6.5号機の中で稼働良好な機種があった点を挙げた。

 遊技料金別の稼働状況に目を向けると、通常貸遊技料金の4円パチンコはマイナス41.8ポイント、20円パチスロはマイナス24.2ポイントと、それぞれ前回比で5.0ポイント、60.6ポイント良化。3か月後は4円パチンコがマイナス42.9ポイントとほぼ横ばいと予想した一方、パチスロはマイナス16.2ポイントまで回復する見通しとした。

 低貸玉パチンコはマイナス27.6ポイントと前回比で1.3ポイントの悪化が見られ、3ヵ月後はマイナス26.5ポイントと概ね現状維持。低貸メダルパチスロはマイナス41.3ポイントと前回比で25.8ポイント回復しており、3ヵ月後もマイナス40.2ポイントと横ばいでの稼働を予想した。

 資本投資気運(遊技機)は9.7ポイントと、前回比で46.2ポイントの大幅良化。3ヵ月後はさらに48.6ポイントまで回復する見通しだそうだ。

 また、資本投資気運(遊技機以外)も2.8ポイントと、前回比で20.1ポイントの大幅良化。3ヵ月後も52.8ポイントまで回復するとした。

 今後3ヵ月間の営業施策について増減差(拡大-縮小)で見ると、「遊技事業」は21.7ポイント、「遊技以外の事業」は13.0ポイントと、それぞれ前回比で30.4ポイント、4.3ポイント良化。設置台数についての増減差(増台-減台)は、「パチンコ設置台数」はマイナス2.8ポイントと前回比で12.8ポイント悪化した一方、「パチスロ設置台数」は8.7ポイントと前回比で18.7ポイント良化し、4期連続での上昇が確認できる。 

 遊技設置台数はパチンコがマイナス2.8ポイントと前回比で12.8ポイント悪化した反面、パチスロは8.7ポイントと前回比で18.7ポイント良化。遊技機購入費は、「パチンコ新台」がマイナス5.8ポイントと前回比で22.5ポイント悪化し、「パチスロ新台」は68.6ポイントと前回比で64.4ポイントも回復した。

 なお、「パチンコ中古機」はマイナス2.8ポイント、「パチスロ中古機」はマイナス1.4ポイントと、それぞれ前回比で13.4ポイント、1.4ポイント悪化した。

(文=編集部.)

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