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下馬評を覆してロングヒットを記録!「王道スペック」を搭載したパチンコ鉄板コンテンツがついに稼働貢献終了

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約2年半の大活躍をみせた「王道シリーズ作」

 あの人気シリーズ作が、ついに「稼働貢献終了した」と話題になっています。その機種とは、王道の確変ループタイプを搭載した『P大海物語4』(SANYO)。本機は2020年12月にホールデビューし、約2年半もの間活躍しました。

 ちなみに、稼働貢献とは、全国平均稼働に対して該当機種が上回っていた期間のことで、人気台ほどその期間は長くなります。

 本機は、海シリーズ初となる「遊タイム」を搭載。初当りの52%で確変、48%で通常となり、大当り出玉は現在ではお馴染みのALL1500発、通常大当りでも時短が付与されるなど安心感のあるスペックが好評を呼び、全国のホールで高い稼働を維持しました。

成功の要因はスペック以外でも?

 リリースされた当初は規制の関係もあり、業界関係者やユーザーから「P機の海物語は成功するのだろうか」と不安視されていた記憶があります。しかし、「時短回数」や「遊タイム」といった出玉面以外でのスペックアップにより、多くのユーザーが納得する仕上がりになったのです。

 特に「遊タイム」の存在は大きかった気がします。比較的「海シリーズ」を打たないであろう若年層などが、遊タイムを狙いつつ遊技を楽しむ様子も見かけたりしましたし。また、演出頻度や期待度を任意で選べる「My海カスタム」機能も搭載されており、単調になりがちな演出&リーチにアクセントを入れ、打ち手を飽きないゲーム性を実現しました。

 後継機『P大海物語5』などの最新海シリーズがあるにもかかわらず、2年半弱活躍し続けたのですから、本当に「素晴らしい」としか言いようがありません。

 稼働貢献が終了したとはいえ、まだまだ需要はあるでしょうから、今後の活躍も期待したいところです。

SYU39

SYU39

大学生からパチンコ・パチスロにハマり授業が終わっては打つ日々を送っていた。歴としては2019年から現在までと浅いが、解析に出ていない新台を考察することが得意。普段は設定狙いからボーダーを意識して立ち回っているが収支は自慢できるほどではなく趣味として楽しめている程度である。当サイトでは有益な実戦記事や考察記事などを作成していきたい。好きなコンテンツは『戦姫絶唱シンフォギア』と『バイオハザード』。

Twitter:@syu39pac

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