【パチンコ】羽根モノなのに「ボンバーすぎる超高ループ」を実現… 平成のラッキートリガー機能で猛烈爆連を生み出す！

　別れの季節、3月です。卒業、転勤、転職など身の回りの環境が変わることが多い時期ですが、パチンコ業界では一足早い「出会い」という意味で3月から状況が変化しそうです。

　そう、今月から大注目のラッキートリガー搭載機が続々と導入されています。もうほとんどのパチンコメーカーからラッキートリガー搭載第一弾の機種が出されていると思いますが、意外や意外、SANKYOからはリリースされていないどころか、「出すよ」というニュースもないですよね？

『Pフィーバーパワフル（2024版）』の「極パワフルRUSH」をラッキートリガーとする向きもあるようですが、公式で言及していないと思うので、まだ秘密のベールに包まれている現状だという認識です。

　新内規対応機種を1番早く登場させることにあれほど命を懸けていたのに、いったいどうしてしまったのでしょう。近年のパチンコ業界を強力に牽引するトップメーカーだけにその去就がきになるところ。最後の最後で何かとんでもない機種をリリースするかもしれませんね。

　ところで、ラッキートリガー、つまり突入率は激低だけど入ればめちゃめちゃ連チャンする爆裂フラグは何もデジパチタイプに限った話ではありません。羽根物にもそういうゲーム性の機種が存在しました。

　Daiichiの『ゴリコップ』や京楽産業.の『ボンバーキャット』といった羽根物です。特に思い入れがあるのは後者で、「V」を出したい一心でアホみたいに打っていました。

「V」が出ると15/16で時短モードが継続

　この台、見かけは普通のオースドックスな飛行機タイプの羽根物ですが、大当りの際に発生するラウンド抽選で「V」が出ると次また「V」が出るまで時短機能が継続するシステムになっていたのです。

「V」が出る確率は1/16。これは時短中に変わらない。したがって、V出現率とは逆の15/16で時短モードが継続されるわけです。パーセントで表記すれば93.75％。ボンバーすぎる脅威の約94％ループを味わうことができました。

　 それ以外の大当りは、1ラウンド約90発、3R約270発、5ラウンド約450発と最大でも下皿やっとほどのボリュームですが、時短の連チャン性によって1万発とか出ちゃうことも全然あるのです。

　内容としては、2004年以降に登場した機種区分撤廃後の羽根物タイプのゲーム性に似ています。ただ、その当時と比べても爆裂度は『ボンバーキャット』のほうが上ではないでしょうか。

　まあ当時は打ち止めアリの定量性が主流だったので、一度に1万発以上の出玉を獲得できたことは私の経験としてありません。

　店によって違いますが、だいたい3000～4000発で打ち止め。その後、しばらく時間が経つと1回までは「開放台」として再びその台を打てるチャンスが訪れたりするので、1台の羽根物でマックス6000～8000発くらいでしょうか。そんな記憶です。

　で、打ち止め台とか開放台は、ガラス板の左下ところにそう書かれた札が入れてあって、「開放台」が入っている台なんかは一目散にその台を確保しにいったものです。

　札には「ラッキー台」なんてのもありましたね。いま考えると定義が曖昧すぎて何がラッキー台なのか判然としませんが、主に大当り回数の多い台に入れたり、優良台を示唆したりしていました。

　全然関係ない話になってしまいましたが、平成の羽根物ラッキートリガーマシン『ボンバーキャット』。リアルにラッキートリガー搭載機種として復活しないですかね。