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エアスピネルの「マイル選択」は正しかったのか? 安田記念(G1)惨敗の「裏側」と武豊騎手の心境の「変化」とは

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 逆に、またしてもG1を勝つための「天命」に見放された馬がいる。

「4コーナーで前にレッドファルクスに入られたのが痛かったです。勢いがあっただけにあのワンプレーが無ければ、勝てていたかもしれないです」

 レース後、そう天を仰いだのは2番人気で5着に敗れたエアスピネルの主戦・武豊騎手だ。

 確かに今回のエアスピネルは異例のハード調教で追い込まれ、数字的にも古馬になって初めて480㎏を切った極限の仕上げだった。そういった意味では笹田和秀調教師を始めとした陣営の「人事」は尽くされていたというわけだ。

 そして、実際のレースでも武豊騎手がハイペースを読み切って後方に構えると、勝負どころでは渾身のイン突きを試みたが「天命」に見放された。

 最後の直線でもなかなか前が開かず、まともに追えたのはラスト200mを切ってから。最後は勝ったサトノアラジンに次ぐ33.6秒の末脚で追い上げたものの、コンマ2秒差の5着が精一杯だった。

「レッドファルクスに入られたのが痛かった」との言葉通り、4コーナーでレッドファルクスが内に切り込んで前を塞がれて一瞬、追い出しが遅れたことで、最後まで後手後手に回るチグハグな結果となった。これには武豊騎手も『スポーツ報知』の取材に「いいレースができなかった」と肩を落としている。

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