真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.06.13 08:36
「16冠ベビー」ソウルスターリングの独裁政権に突如現れた「超大物」ファンディーナ!激動の3歳牝馬クラシック戦線を振り返る
編集部
※画像:ソウルスターリング『競馬つらつら』
頂上決戦のオークス(G1)が終わってみれば2歳女王ソウルスターリングの女王返り咲きと、勢力図に大きな変化がなかった今年の3歳牝馬クラシック路線。だが、突如現れた怪物ファンディーナの登場など、タレントには事欠かなかった印象がある。そこで今回は、秋の秋華賞(G1)に備え、春2冠までの道のりを振り返ってみたい。
世界中のホースマンが注目した「16冠ベビー」の登場
夏競馬もたけなわとなってきた7月末日、最初に大きな注目を集めたのはソウルスターリング(美浦・藤沢和雄厩舎)だった。
父は14戦全勝でG1を10勝した「世界史上最強馬」フランケル。母スタセリタも仏オークスを始めとしたG1競走6勝とデビュー当初から「16冠ベビー」として大きな注目を集めたソウルスターリング。しかし、単勝1.7倍で迎えた新馬戦は勝ったものの、2着馬とはクビ差の接戦。3着以下には5馬身差をつけていたものの前評判が高かった分、この勝ち方に首をかしげるファンも多かった。
したがって夏の間に最も強い注目を浴びたのは、新馬戦と小倉2歳S(G3)を圧倒的な強さで連勝したレーヌミノル(栗東・本田優厩舎)の方だった。
小倉2歳S の1週前追い切りの際「普通に回ってくれば勝ちますよ」と自信満々に語った浜中俊騎手は、6馬身差の圧勝劇に「G1を狙える馬」と本馬の能力を絶賛。その”読み”は確かに当たっていたが……。
当時の浜中騎手には、まさか戴冠の瞬間に自分がいないとは思う由もなかっただろう。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
- 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
- C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
- 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
- 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
- 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
- ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
- 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 【大阪杯】エフフォーリア、タイトルホルダー引退でも最強世代に存在感!1週前追い切りから豪快リハ…酒井学ステラヴェローチェに絶好チャンス
- 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ