GJ > 競馬ニュース > 「怪物」グラスワンダー  > 2ページ目
NEW

JRA史上”最強”の朝日杯……「怪物」グラスワンダーが見せつけた伝説の「幕開け」と衝撃

【この記事のキーワード】, ,

 破竹の勢いで3連勝したグラスワンダーは、いよいよ初のG1競走朝日杯3歳Sを迎える。走るたびに着差を広げていった同馬の人気は高く、レースではもちろん1人気に支持され単勝オッズは1.3倍だった。スタートして7番手から追走したグラスワンダーは、第4コーナー手前から先頭集団へ進出。直線外から鋭い切れ味の末脚を発揮し、2着マイネルラヴに2馬身半差をつけゴール板を駆け抜け、実況を担当した三宅正治アナウンサーは「これぞ栗毛の怪物」「マルゼンスキーの再来」とその優勝を讃えた。勝ち時計は1分33秒と、朝日杯史上初めて33秒台を記録。これは一線級の古馬並みのタイムだった。

 他馬を圧倒する走りを見せつけ”怪物”と称されたグラスワンダーは、97年のJRA賞最優秀2歳牡馬に選出された。その後、同期のスペシャルウィークやエルコンドルパサーら「史上最強世代」との熾烈な争い、そして未踏の「グランプリ三連覇」へとつながっていくわけである。

 グラスワンダーの実力を名実ともに世に知らしめた朝日杯。今年も後々語り継がれる名馬の誕生に期待したい。

JRA史上”最強”の朝日杯……「怪物」グラスワンダーが見せつけた伝説の「幕開け」と衝撃のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA伝説レコード「1:57.8」サッカーボーイの謎に迫る。1988年から「32年間」不滅、最有力は当時の函館が「洋芝ではなかった説」だが……
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  7. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分