真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.12.14 19:25

JRA史上”最強”の朝日杯……「怪物」グラスワンダーが見せつけた伝説の「幕開け」と衝撃
編集部
破竹の勢いで3連勝したグラスワンダーは、いよいよ初のG1競走朝日杯3歳Sを迎える。走るたびに着差を広げていった同馬の人気は高く、レースではもちろん1人気に支持され単勝オッズは1.3倍だった。スタートして7番手から追走したグラスワンダーは、第4コーナー手前から先頭集団へ進出。直線外から鋭い切れ味の末脚を発揮し、2着マイネルラヴに2馬身半差をつけゴール板を駆け抜け、実況を担当した三宅正治アナウンサーは「これぞ栗毛の怪物」「マルゼンスキーの再来」とその優勝を讃えた。勝ち時計は1分33秒と、朝日杯史上初めて33秒台を記録。これは一線級の古馬並みのタイムだった。
他馬を圧倒する走りを見せつけ”怪物”と称されたグラスワンダーは、97年のJRA賞最優秀2歳牡馬に選出された。その後、同期のスペシャルウィークやエルコンドルパサーら「史上最強世代」との熾烈な争い、そして未踏の「グランプリ三連覇」へとつながっていくわけである。
グラスワンダーの実力を名実ともに世に知らしめた朝日杯。今年も後々語り継がれる名馬の誕生に期待したい。
PICK UP
Ranking
23:30更新巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬