GJ > 競馬ニュース > 武豊リスグラシュー
NEW

武豊リスグラシュー「前走敗因コメント」は凡庸!? 外枠不利を跳ね返した福永祐一「ダービー神騎乗」にレジェンドが思うところは?

【この記事のキーワード】, ,
武豊リスグラシュー「前走敗因コメント」は凡庸!? 外枠不利を跳ね返した福永祐一「ダービー神騎乗」にレジェンドが思うところは?の画像1

「じっとしているとポジションが悪くなる。掛かる恐れがあったけど、行きました」

 先週の日本ダービー(G1)で見事、悲願のダービー制覇を成し遂げた福永祐一騎手。その騎乗ぶりが「神騎乗」と多くのファンに評価されている理由は、「8枠17番」という不利な枠を跳ね返しての勝利だったことに尽きるだろう。

 実際に日本ダービーのフルゲートが18頭になった1992年以降、8枠17番での勝利は歴代三冠馬の中でも、最も”えげつない”勝ち方をした1994年のナリタブライアンのみ。通算[1.0.1.23]で勝率4%という極めて厳しい条件だった。

 だからこそ福永騎手の会心の騎乗は、平成最後のダービーを彩るに相応しいものだったといえるだろう。ワグネリアンの走りも見事だったが、今年のダービーは「騎手が勝たせたダービー」として人々の記憶に残るかもしれない。

 ただその一方で、レース後に「枠順の不利」を敗因に挙げる騎手は決して珍しくない。

 無論、それ自体は確かにその通りだし、特に間違った主張でもない。だが、大きな不利を跳ね返した今回の福永騎手のような騎乗を見せられると「レース前からわかっていたことなんだから、なんとかできなかったのか」と考えてしまうのが、馬券を買って応援する外野のファン心理だろう。

 ちょうど今週末の安田記念(G1)に出走するリスグラシュー(牝4歳、栗東・矢作芳人厩舎)に騎乗する武豊騎手が、前走のヴィクトリアマイル(G1)を1番人気で2着に敗れた際、こんなコメントを残している。

武豊リスグラシュー「前走敗因コメント」は凡庸!? 外枠不利を跳ね返した福永祐一「ダービー神騎乗」にレジェンドが思うところは?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
  4. JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
  8. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  9. 武豊の次に「上手い」のはアキヤマ!?「世界No.1」のR.ムーア騎手が「上手な日本人騎手」として武豊騎手の次に挙げた”意外”な名前
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬