GJ > 競馬ニュース > スプリンターズS「鞍上問題」勃発か!?
NEW

JRA「鞍上問題」勃発か!? グランアレグリアのスプリンターズS(G1)直行でアノ騎手の騎乗馬が注目の的に

JRA「鞍上問題」勃発か!? グランアレグリアのスプリンターズS(G1)直行でアノ騎手の騎乗馬が注目の的にの画像1

 今年の安田記念(G1)で8冠達成を目論んだアーモンドアイを下したグランアレグリア(牝4、美浦・藤沢和雄厩舎)が、スプリンターズS(G1)からの始動を予定していることが24日、『スポニチ』の取材によって明らかになった。また、昨年のスプリンターズS優勝馬タワーオブロンドンも同レースに参戦を予定しているようだ。

 そこで注目となるのがグランアレグリア、タワーオブロンドンそれぞれの鞍上だ。

JRA「鞍上問題」勃発か!? グランアレグリアのスプリンターズS(G1)直行でアノ騎手の騎乗馬が注目の的にの画像2

 グランアレグリアの主戦はデビューからC.ルメール騎手が任されていた。しかし、アーモンドアイでドバイ国際競走に遠征するため、池添謙一騎手とのコンビで高松宮記念(G1)に出走して2着に敗れた。次走に予定していたヴィクトリアマイル(G1)は熱発によって体調が整わず、同レースを回避。安田記念(G1)に挑戦することとなった。

 2頭の主戦を務めるルメール騎手にとっても誤算だっただろう。高松宮記念からの直行となった安田記念にヴィクトリアマイルを制したアーモンドアイも参戦を表明したことにより、お手馬同士の対決となってしまったのだ。アーモンドアイに絶対の信頼を寄せるルメール騎手は当然ながら継続騎乗を選択、グランアレグリアの手綱は引き続き池添騎手に託された。

 だが、安田記念ではグランアレグリアが、単勝1.3倍の圧倒的支持を集めたアーモンドアイを破って優勝。秋の始動戦に注目が集まっていたのである。

JRA「鞍上問題」勃発か!? グランアレグリアのスプリンターズS(G1)直行でアノ騎手の騎乗馬が注目の的にの画像3

 そして、同じくスプリンターズSに出走を予定しているタワーオブロンドンの主戦もルメール騎手だ。「ルメール×藤沢厩舎」が蜜月関係にあることは周知の事実だとしても、グランアレグリアに騎乗して安田記念で最高の結果を残した池添騎手としては、秋も継続騎乗を望んでいるはずだ。

 自身が配信している『netkeibaTV』の冠番組『謙聞録-kenbunroku-』では、安田記念騎乗の際、藤沢調教師から「アーモンドアイ負かすつもりがないんだったら乗せないからな」と言われたことを明かしている。

「グランアレグリアが安田記念を敗れていたならルメール騎手ですんなりだったかもしれませんが、勝ったことで藤沢調教師ら関係者も鞍上には頭を悩ませているかもしれません。

池添騎手のG1での勝負強さには定評がありますし、このまま継続騎乗が丸く収まるようにも思えます」(競馬記者)

 仮にルメール騎手がグランアレグリアに騎乗するとなると、今度はタワーオブロンドン陣営が鞍上を探すことになってしまう。

 安田記念のレース後には満面の笑みで池添騎手を出迎え、大金星の喜びを分かち合った藤沢調教師だけに、池添騎手とのコンビ継続にも期待が出来そうだ。

JRA「鞍上問題」勃発か!? グランアレグリアのスプリンターズS(G1)直行でアノ騎手の騎乗馬が注目の的にのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  4. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  5. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  8. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  9. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!