パチンコ「甘デジ帯で時速3万発」大ヒットシリーズ最新作でも大暴れ！ 王道の看板タイトルも多くの支持を獲得

　『海物語』や『大工の源さん』シリーズなど数々のヒット作を量産し、名実ともに遊技機のトップメーカーとして業界をリードするSANYO。そんな同社が歩んだ「2021年の軌跡」を販売機種とともに振り返りたいと思う。

　今年1発目にリリースしたマシンは、シリーズ最新作となるパチスロ『S Lucky海物語』。スぺックはBIGとREG、2種類のボーナスを搭載したノーマルタイプで、ボーナス合算出現率は設定1：約1/169～設定6：約1/124となっている。

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　本機最大の特徴は6号機最高峰のBIG性能で、獲得枚数は限界を攻めた約260枚。最近導入された北電子の最新タイトル『マイジャグラー5』（BIG：約240枚）と比較すると、20枚ほど多い計算となる。

　一方、演出面は『海物語』らしいシンプルで分かりやすい仕上り。レバーONで発生する「魚群フラッシュ」はスイカorボーナスで、ボーナス期待度は50％オーバーだ。また、第3停止後の発生がメインの「パールランプ」点灯はボーナスが確定し、点滅や色変化など特殊なパターンが発生すればBIG確定となる。

なお、同社が2021年にリリースしたパチスロは本機のみ。メインはやはりパチンコで、看板タイトルの『海物語』シリーズを中心に7機種を販売している。

　2月は、昨年12月に登場した『P大海物語4スペシャル』の甘デジバージョンとなる『PA大海物語4スペシャル Withアグネス・ラム』、3月には同じく甘デジスペックの『PAわんわんパラダイス』をリリース。翌4月には、大ヒット機種『P大工の源さん 超韋駄天』のライトバージョンを販売し、先代のミドルタイプとともに現在も絶賛稼働中だ。

　ご存知の通り、『大工の源さん 超韋駄天LIGHT』は、大当り確率約1/129、RUSH突入率約50％、RUSH継続率約92％の1種2種混合機。先代のDNAを色濃く継承し、右打ち「超源RUSH」中は平均決着“約3.5秒”の超速出玉が最大のウリとなっている。その出玉スピードは「時速3万発弱」と甘デジ帯とは思えない破壊力を有しているのだ。

　連チャン力とスピードが魅力的な『韋駄天』。それに対し、同月デビューの『Pギンギラパラダイス 夢幻カーニバル』は大当り出玉と高継続率STに特化したシリーズ最強クラスの出玉性能を実現しており、RUSH突入率の平均獲得出玉は驚異の約7930個を誇る。

　そんな『ギンパラ』最新作は大当り確率約1/319の1種2種混合機で、初当り後は時短30回+残保留4回の「ギンギラタイム」が超高確率で発動し、この間に再度大当りを引ければ時短80回or10000回の「カーニバルRUSH」へ突入する。

　「カーニバルRUSH」中はトータル継続率が約85％までアップし、大当り出玉は75％の割合で10R（1360個払い出し）を獲得でき、その内の12％が次回大当り濃厚の時短10000回+10Rという極上仕様。一撃の出玉性能でいえば、現行機最強マシン『P牙狼月虹ノ旅人』（サンセイR&D）を超え、ネット上には「一撃7万発オーバー」という爆裂報告も寄せられている。

　そして7月には、王道の確変ループタイプを搭載した『Pスーパー海物語IN沖縄5』、11月には、ST100％突入でお馴染みの最新タイトル『Pスーパー海物語IN沖縄5 桜Ver.』を販売するなど、往年のファンを含む多数のプレイヤーから支持を獲得した。