
JRA東海S(G2)「二桁人気でも狙いたい」穴馬を発見…勝負気配が漂う“激アツ馬”に要注意
過去に3連単「46万5440円」決着。今年も波乱が?
22日に中京競馬場で開催される東海S(G2)は、人気薄の活躍というのも珍しくはないレースだ。昨年は7番人気馬の激走もあったように、的中するためには「人気に逆らってでも狙いたい」と思える馬が必要不可欠となる。
そういった意味で無視できないのは過去の傾向。好走条件に当てはまる馬の中から、“伏兵”を見つけ出すのも有効な手段のひとつだ。
過去10年の前走別成績ではG1組が高アベレージを残しているものの、G3出走の馬たちも「1-2-1-13」と侮れない。連対率17.6%、複勝率23.5%とデータ上では十分に狙える存在である。
年齢別では5歳馬の好走が目立つが、過去10年の結果から7歳馬にも注目したいところだ。2勝・2着4回と上々の実績を残しており、人気次第では「高配当の使者」になり得るだろう。
「今週は勝負気配プンプン」という噂も
「前走がG3」「7歳馬」という条件からピックアップしたいのは、昨年の東海Sで重賞初挑戦ながら健闘したゲンパチルシファー(牡7歳、栗東・佐々木晶三厩舎)。現状における陣営の成績も加味し、「二桁人気でも狙いたい」との声が浮上しているようだ。
「管理する佐々木調教師は、2011年に過去最高の35勝をあげて注目を集めました。しかし、その後は苦戦を強いられている印象。20年には33勝をあげましたが、再び成績は下降気味です。
今年も8戦して未勝利と厳しい状態。先週の日経新春杯(G2)は大きな賞金を意識したと思いますが、11着と悔しい結果になってしまいました。そのような状況下で、一刻も早く勝利して流れを変えたいと思うことは自然。今週にかける意気込みが強いとしても不思議ではありません。
師はAJCC(G2)とのダブル出しを予定していますが、東海Sの方に注目する関係者は多いです。ゲンパチルシファーは前走でG3を制覇と上昇ムード。休みは長くなりましたが、状態に問題はなさそうです。仕上げにも力が入るのではないでしょうか。人気が低くなるほど、狙いたい気持ちが高まります」(競馬ライター)
なかなか勝利をあげられずにいたが、7月に小倉で行われたプロキオンS(G3)を優勝したゲンパチルシファー。それ以来のレースとなるが、陣営は「乗り込んで動ける態勢」とココでの好走を期待したコメントを残している。
昨年の同レースでは結果を残せなかったものの、中京ダート1800mとの相性は「1-0-1-2」と悪くはない。陣営の勝負気配漂う今回は狙ってみるのも面白そうだ。
18日時点で『netkeiba.com』の単勝予想オッズは10番人気。上位争いに食い込むようであれば、高配当も期待できそうである。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA最強の「幸運馬主」Dr.コパが語るヤナガワ牧場「大成功」秘話!キタサンブラック、コパノリッキーが誕生したのは「〇〇」のおかげ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 帝王賞(G1)古川吉洋「暴走」で「武豊×テイエムジンソク」チェンジの可能性……個人馬主と「逃げ」という共通点