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東海S(G2)武豊は連敗に終止符を打てるか、主役候補は「連対率100%」のアノ騎手?

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重要度の高いダート重賞を攻略する「ポイント」は?

 22日には中京競馬場で今年最初のダート重賞・東海S(G2)が行われる。フェブラリーS(G1)の前哨戦と位置付けられているということで、注目度は高めといった印象だ。

 人気薄の好走によって、好配当も出ている本レース。過去には3連単の払戻が46万5440円、24万4160円といった特大万馬券も飛び出している。昨年は7番人気→1番人気→3番人気という結果になったが、今年はどのような結末となるのだろうか。過去10年の傾向から狙えるポイントに注目してみたい。

 過去10年の前走別成績ではG1出走組が好走する傾向だ(勝率10.7%・連対率25.0%・複勝率39.3%)。その中で前走チャンピオンズC(G1)組の活躍が目立つ。昨年も同条件によるワンツー決着であった。

■G1「3-4-4-17」
■G2「0-0-0-1」
■G3「1-2-1-13」
■オープン特別「3-2-3-71」
■3勝クラス「1-0-1-7」
■地方「2-2-1-11」

 前走2着以内の馬が「6-1-3-26」と好結果を残しているというデータも存在。3着以下だった馬も20頭が馬券圏内に入っているが、12頭は前走がJRAのG1か地方競馬のG1となっている。1番人気も「5-1-3-1」と信頼性が高い。馬券を買う際は考慮したい要素だ。

抜群の相性で主役? 武豊は連敗阻止へ…

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武豊騎手 撮影:Ruriko.I

 ここまで過去10年における好走馬の傾向に触れてきたが、今年のレースにおいて騎手を重視する手もありそうだ。競馬界を代表する人気ジョッキーたちの手腕に期待する声は多い。

「騎手で注目したいのは武豊騎手。今年もJRA重賞通算350勝を達成するなど抜群の存在感を見せていますが、JRAのダート重賞は2019年フェブラリーS(G1)の勝利を最後に連敗中。今の良い流れに乗って、終止符を打ちたいところですね。

相性という意味では川田将雅騎手も注目です。過去10年の成績は19年2着、21年が優勝と連対率100%という結果を残しています。僅か2回の参戦ではありますが、良いイメージを持っているのは間違いないでしょう。四位厩舎もJRA重賞初勝利を期待していると思いますよ」(競馬ライター)

 武豊騎手はクリノドラゴン(牡5歳、栗東・大橋勇樹厩舎)で出走予定。クリノドラゴンの5勝は全て武豊騎手とのコンビで達成と好相性を誇る。前走の浦和記念(G2)では重賞初制覇を達成。最高のムードで挑める点もポイントとなりそうだ。

 川田将雅騎手はハギノアレグリアス(牡6歳、栗東・四位洋文厩舎)と2年4か月ぶりのコンビで参戦する。同馬は屈腱炎による長期休養を余儀なくされたが、復帰2戦目で勝利すると相手が強化されたみやこS(G3)で2着と好走。惜しくもタイトルは逃したが、能力の高さを証明した。

 現段階で状態面も不安は感じられない。調教では上々の動きを披露しており、力を出せる状態で臨めそうだ。こちらも鞍上が特徴を熟知している点はプラスに働くはず。好走必至といった印象だ。

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