
タイトルホルダーにジェラルディーナ、スターズオンアースも参戦に名乗り!?豪華絢爛にファンから「有馬記念並み」の声、大阪杯(G1)に「歴代最高」メンバー集結か

先月30日、2022年度の「JRA賞授賞式」が行われた。
騎手部門で三冠(最多勝利・最高勝率・最多賞金獲得)を達成した川田将雅騎手が、史上4人目となる「騎手大賞」を受賞。「最多勝利新人騎手」を受賞した今村聖奈騎手が華やかな着物姿を披露するなど、様々な見どころがあった。
中でも大きな話題を呼んだのが、各JRA賞受賞馬の「今後のプラン」についてだ。
最優秀3歳牡馬と年度代表馬をダブル受賞したイクイノックス陣営が3月のドバイシーマクラシック(G1)に参戦予定と話せば、最優秀3歳牝馬に選出された牝馬二冠のスターズオンアース陣営が今秋には凱旋門賞(G1)へ挑戦するプランを明かす中、多くの関係者やファンの注目を集めたのは最優秀4歳以上牡馬に選ばれたタイトルホルダーの大阪杯(G1)参戦だった。
同馬を所有する山田弘オーナーは「大阪杯に行かなければいけないかな」とコメントしつつも「この後の食事の場で栗田先生(調教師)とお話しします」と最後はお茶を濁したが、これにはファンもすぐさま反応。久しぶりの中距離路線という意外性もあったためか、Twitterでは「タイトルホルダー」がたちまちトレンド入りした。
大阪杯(G1)に「歴代最高」メンバー集結か
大きな話題となった理由は、他にもあるだろう。というのも、上記で挙げたスターズオンアースや最優秀4歳以上牝馬を受賞したジェラルディーナも始動戦に大阪杯を挙げていたからだ。ネットの掲示板やSNS等では「ヤバい、メンツが豪華すぎる……」「もはや有馬記念並みじゃん!」など、興奮したファンの声が飛び交っていた。
授賞式で参戦を表明した馬の他にも、多くの実績馬がすでに参戦を予定している今年の大阪杯。昨年の札幌記念(G2)の覇者ジャックドールや、AJCC(G2)を勝ったノースブリッジ、さらにはチャレンジC(G3)を連覇したソーヴァリアントも中山記念(G2)経由で大阪杯に向かう可能性がある。
それだけではなく、昨年の覇者ポタジェや単勝1.5倍の断然人気に推されながら9着に敗れたエフフォーリア、中日新聞杯(G3)で復活Vを決めたキラーアビリティ、ドバイターフ(G1)を制したパンサラッサ、皐月賞馬ジオグリフや秋華賞馬スタニングローズなど、他にも豪華G1馬たちの参戦も考えられる。
2年前の大阪杯はコントレイル、グランアレグリア、サリオス、レイパパレなどの大物が集い大きな盛り上がりを見せたが、今年はそれ以上の歴代最高メンバーとなるかもしれない。
タイトルホルダーの山田オーナーも「距離は短いともいわれますけれど、弥生賞は勝っているし、皐月賞も踏ん張っていました。ああいう競馬ができれば2000mも十分対応できると思います」と意欲を見せている。2200mの宝塚記念(G1)をレコード勝ちしているだけに、同馬の参戦で益々熱戦が期待できそうだ。
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