藤田伸二「この野郎!何しとんねん」元JRA騎手の逮捕に激怒! 同期に吉田豊、幸英明、渡辺薫彦ら…可愛がった後輩に一体何があったのか

今年最初のG1フェブラリーSの開催を控える今週末だが、元JRA騎手が逮捕という衝撃で競馬界に激震が走った。
各ニュースメディアで報じられた内容によると、高齢者からキャッシュカード1枚を盗んだとして山梨県警は13日、窃盗の疑いで東京都足立区の会社役員、田口大二郎容疑者を逮捕。田口容疑者は、「騙しているとは知らなかった」と容疑を否認しているとのこと。
また、驚くことに田口容疑者は日本中央競馬会(JRA)の元騎手であり、競馬学校騎手課程の第10期生として卒業。同期には現役騎手として活躍中の吉田豊、幸英明や渡辺薫彦調教師らがいる。
現役騎手時代の田口容疑者は、1994年3月にデビュー。平地13勝、障害24勝の計37勝を挙げて、2002年4月5日に引退。ローカルで大穴を出す騎手として注目を集めたこともあったが、体重調整に苦しむこともあり、騎手生活の晩年は、平地競走よりも重い体重で騎乗しやすい障害競走のみに騎乗した。重賞勝ちはないものの、2001年に中山グランドジャンプ(J・G1)で2着に入った。
藤田伸二氏 元JRA騎手の逮捕に激怒!
元JRA騎手の逮捕に驚いたファンも多く、SNSでも話題に上がったが、この件について激しい憤りを見せたのは、同じく元JRA騎手である藤田伸二氏である。
藤田氏といえば、通算1918勝(重賞93勝、うちGI17勝)を挙げ、特別模範騎手賞を2度受賞した元JRAトップジョッキー。現在は札幌市内でbar favori(バーファヴォリ)を経営している競馬界の大物だ。
藤田氏は、この件について自身のTwitterで「この野郎❗️何しとんねん?可愛がってたのに…アサクサデンエンの調教も任せてた大二郎❗️ムカつく?(原文ママ)」と引用リツイート。可愛がっていた後輩騎手が犯罪に加担していた可能性があると知って怒りが収まらなかったようだ。
ツイートで名前の出たアサクサデンエンは、2005年の安田記念(G1)を藤田騎手とのコンビで優勝した馬でもある。そんな名馬の調教を任せていたのだから、相当の信頼を置いていた後輩だったことも伝わってくる。
騎手引退後、会社勤めを経て起業した田口容疑者。2020年には新橋の路地裏で「完食率100%のお茶漬け専門店」のオーナーとして週刊誌の記事にも取り上げられていた。
記事内で「お客さんとお喋りをするのは好きなのですが、いつも料理や酒の話ばかりなのでみんな知らないと思います(笑)」と語っていた田口容疑者。それがまさか、このような形で再び注目を浴びてしまうとは、何とも皮肉な話だろうか。
PICK UP
Ranking
17:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?- 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- パンサラッサやサイレンススズカも及ばない、天皇賞・秋(G1)史上最速ラップの歴史
- 競馬界に”2世騎手”たちが続々参入中! 息子たちは偉大なる父を超えることができるのか?
- 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
















