GJ > 競馬ニュース > 福永祐一、川田将雅らがサウジ遠征で不在! 昨年のC.ルメールは「1日で5億円」を荒稼ぎ、武豊参戦の中山記念(G2)も楽しみな今週末【サウジカップデー】
NEW

福永祐一、川田将雅らがサウジ遠征で不在! 昨年のC.ルメールは「1日で5億円」を荒稼ぎ、武豊参戦の中山記念(G2)も楽しみな今週末【サウジカップデー】

福永祐一、川田将雅らがサウジ遠征で不在! 昨年のC.ルメールは「1日で5億円」を荒稼ぎ、武豊参戦の中山記念(G2)も楽しみな今週末【サウジカップデー】の画像1
撮影:Ruriko.I

 25日(土曜)にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われるサウジカップデー。当初、ネオムターフC(G3・芝2100m)に出走を予定していたデアリングタクトの回避は残念だが、今年は5つのレースに日本から20頭が遠征する見込みだ。

 1351ターフスプリント(G3・芝1351m)を筆頭にレッドシーターフH(G3・芝3000m)、サウジダービー(G3・ダート1600m)、リヤドダートスプリント(G3・ダート1200m)と続き、最後に1着賞金約13億円のサウジC(G1・ダート1800m)が開催される。

 昨年は日本馬が出走した6レース中4勝の大活躍だけでなく、騎乗馬が4勝3着1回だったC.ルメール騎手は、賞金総額約5億円を荒稼ぎ。日本では騎手の配分が5%なのに対し、サウジアラビアでは2倍の10%ということもあり、1日で約5000万円を手に入れたことでも話題を集めた。今年のサウジで騎乗する騎手たちにとっても、結果を残せばちょっとした臨時ボーナスといったところだろう。

 開催が迫るサウジカップデーだが、改めて海外遠征する騎手と出走馬をまとめたものが以下。

■サウジカップデーの出走馬と騎手(敬称略)

◆1351ターフスプリント
バスラットレオン(矢作芳人)坂井瑠星
ラウダシオン(斉藤崇史)B.ムルザバエフ
レシステンシア(松下武士)R.ムーア
ソングライン(林徹)C.ルメール

◆レッドシーターフH
シルヴァーソニック(池江泰寿)D.レーン
エヒト(森秀行)川田将雅

◆サウジダービー
コンティノアール(矢作芳人)坂井瑠星
デルマソトガケ(音無秀孝)松若風馬
エコロアレス(森秀行)福永祐一
フロムダスク(森秀行)川田将雅

◆リヤドダートスプリント
ダンシングプリンス(宮田敬介)D.レーン
ジャスティン(矢作芳人)坂井瑠星
リメイク(新谷功一)福永祐一
リュウノユキナ(小野次郎)柴田善臣

◆サウジC
カフェファラオ(堀宣行)J.モレイラ
クラウンプライド(新谷功一)D.レーン
ジオグリフ(木村哲也)C.ルメール
ジュンライトボルト(友道康夫)R.ムーア
パンサラッサ(矢作芳人)吉田豊
ヴァンドギャルド(藤原英昭)M.バルザローナ

 トップジョッキーの多くがサウジで騎乗を予定している一方、今週末の重賞その他で乗り替わりが多発することにも触れておきたい。乗り替わった騎手が見事に代役を果たすことも珍しくはないが、勿論それがマイナスに働くこともあるだろう。

 中でも特に注目したいのは、26日に開催される中山記念(G2)だ。G1馬3頭が激突する豪華メンバーが集まったが、前走で手綱を取った騎手からの乗り替わりも多発。シュネルマイスター、スタニングローズ、ソーヴァリアントら上位人気を予想される馬が乗り替わることは注意したい。

 武豊騎手が騎乗予定のドーブネが参戦することもあり、何かと見どころの多いレースとなりそうだが、他にもG1連対実績のあるヒシイグアスやモズベッロといった実力馬も出走を予定している今年の中山記念。馬券を購入するファンにとっても悩ましいレースとなりそうだ。

高城陽

高城陽

大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

福永祐一、川田将雅らがサウジ遠征で不在! 昨年のC.ルメールは「1日で5億円」を荒稼ぎ、武豊参戦の中山記念(G2)も楽しみな今週末【サウジカップデー】のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
  2. 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  8. JRA M.デムーロ「低迷」のきっかけはドウデュースの調教師!? 復権に欠かせないのは失った信頼関係の改善か
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは