今村聖奈「82連敗」で自己ワースト記録を更新…条件替わりで一変が期待された素質馬でも止められず

昨年の快進撃からは想像できない苦戦だ。
岩田康誠騎手とアルナージェインが勝利した1日の阪神6R。スマートジェイナとのコンビで臨んでいた今村聖奈騎手は、道中で積極的に2番手を進んだものの、最後の直線で力尽きて6着に終わった。
スマートジェイナはここが昨年11月以来となる一戦。1着から0秒4差の6着は、久々のレースだったことを考えるとそう悪くない内容だったといえる。だがそれでも今村騎手は、このレースで何としても勝利を収めておきたいところだった。
なぜなら今村騎手はこのレースを落としたことで、ついに連敗が80に到達。自己ワースト記録を更新してしまったからである。
「これまで今村騎手は昨年9月から10月にかけての79連敗がキャリアワーストだったのですが、1日の阪神6Rで敗れたことにより、ついにその数字を更新してしまいました。
ちなみに今年の今村騎手はここまで21勝。ルーキーイヤーで3月デビューだった昨年の同時期が39勝だったことを考えると、かなり物足りない数字です。特に昨年は6月から9月にかけて27勝と勝ち星を荒稼ぎしていたのですが、今年の同期間はわずか6勝に留まっています」(競馬誌ライター)
テイエムスパーダとのコンビで重賞初騎乗初勝利、史上5人目となるルーキーイヤーでの50勝到達など、輝かしい成績だった昨年からは想像もつかないような苦戦を強いられている今村騎手。その要因の1つには、女性騎手の特典である負担重量4キロ減が、通算51勝をクリアしたことにより3キロになったことなどもあるだろう。
そんな復調が待たれる今村騎手だが、この日は最終12Rの3歳以上2勝クラスで、自厩舎のベンダバリラビア(牡3歳、栗東・寺島良厩舎)に2戦ぶりに騎乗した。
同馬とのコンビではこれまで2勝を挙げるなど、今村騎手にしてみれば手の内に入れている1頭だろう。また5月の鳳雛S(L)では岩田望来騎手に手綱を譲ったものの、1番人気の支持を受けていたほどの素質馬である。
条件替わりで一変が期待された素質馬でも止められず…
デビューから一貫してダート1800mを使われていたが、今回は初のダート1400m。今村騎手も『東京スポーツ』の取材に「今回は距離を短縮してブリンカーを着用します。この馬の能力を引き出せれば」と、一変を期待するコメントを残していた。それほど差のない4番人気に推されただけに、ここで久々の勝利を期待したファンも多かったに違いない。
しかし、レースでは後方追走し、最後の直線は外から追い込んだものの、勝ち馬には半馬身+クビ差で届かず3着だった。
「直線なかばでは一瞬、先行勢をまとめて飲み込むのではないかと思ったのですが、ゴール前で脚色が一緒になってしまいましたね。4コーナーでかなり大外を回したことが、最後の最後に響いたのかもしれません。
なおベンダバリラビアでも勝てなかったことで、今村騎手はこの週も未勝利が確定。連敗は『82』まで伸びてしまっています」(同)
「初の1400mだったので、どこまで対応できるかと思っていたのですが、上手く対応してくれました。やはり能力があります」
レース後、そう相棒を称えた今村騎手。苦戦が続くが、14日からは小倉に次ぐ2位の通算21勝をマークしている得意の新潟開催も始まる。早期の連敗ストップに期待したい。
PICK UP
Ranking
5:30更新
【AJCC】テンポイント、トウショウボーイを倒したグリーングラスの圧勝劇から47年…予想の決め手は世代レベルの見極めにあり【東大式必勝馬券予想】
「24年目で初めて」池添謙一も驚いた真夏の“珍事”、「おそらくない」JRAも認めた札幌記念(G2)のレアケース! 武豊や福永祐一もこだわる手綱の重要な役割
「伝説の新馬戦」はイクイノックス以上のインパクト!?「キズナ祭り」総大将は再び厚い壁も…5馬身差で「着差以上」の大物登場- 【天皇賞・春(G1)展望】「長距離王」タイトルホルダーVSジャスティンパレスら4歳三銃士!「落馬→覚醒」シルヴァーソニックはD.レーンでリベンジなるか
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- ゴドルフィン単勝208.2倍「1着」は確信犯!?「初出走」「動き平凡」「調教D」調教師からも“泣き”のコメント…買い要素0からの1着指定は人間には不可能?
- JRA「キャリーオーバー」ゼロでも驚愕の平均配当4219万円! 今年のWIN5はなぜこれほど“無理ゲー”だったのか、「億り人」多発の犯人は例のアレ?
- アスクビクターモア、スキルヴィングの登場にファンも歓喜!ぬいぐるみ化を目指す8頭のアイドルホースがエントリー、あなたの「推し馬」に清き一票を
- JRA「ノーザン次第」若手騎手突如勝利激減の実情……「影の王」を避けるために新潟滞在?
- 武豊に「ダブルスコア」でも横山武史に残る不満と不安
関連記事

川田将雅「成長が楽しみです」凱旋門賞馬の近親が圧倒的スピードで新馬戦圧勝! ダノン軍団「合計7億3700万円」コンビが見据える2歳G1・W制覇

【引退馬に会いに行く】凱旋門賞2着馬ナカヤマフェスタ、砂の老兵ワンダーアキュートなど、往年の名馬に会える街

【サウジアラビアRC(G3)展望】話題の女王候補ボンドガール登場! 「9馬身圧勝デビュー」マイル女王の仔シュトラウスら好素材が集結

【京都大賞典(G2)展望】反撃へ、ジャパンC覇者ヴェラアズール登場! 「シルバーコレクター」ディープボンドなど実績馬が淀に集結!

【毎日王冠(G2)展望】同世代「宿命」のマイル王対決ソングラインVSシュネルマイスター再び!マイル王激突の間隙を突くのは遅れてきた大器?
















