【パチンコ】出し放題・爆発し放題の時代に？ 谷村ひとし「〇〇県の活気」を眼と肌で感じた旅のお話

谷村ひとしパチンコ実戦記

　8月の『PF機動戦士ガンダムSEED』に代わって、9月は『スマートぱちんこ ソードアート・オンライン』一色のホールです。

　スロットの若者の敏感な鼻は、319分の1で、2万発3万発どころか、4万発5万発、中には9万発コンプリートもある『SAO』に夢中です。

　9月は九州に旅打ちに出て、スペース666台のスロット専門店の新店にビッシリの若者と8月の月間出玉ランキングで、1万9千枚のコンプリートした『革命機ヴァルヴレイヴ』などスマートスロットの爆裂ぶりが、ベスト20を埋め尽くす程で、圧巻のパチスロ天国を体験して来ました。

　スペース444台のパチンコ専門店も『SAO』と『ガンダムSEED』と『P百花繚乱』と『PF炎炎ノ消防隊』、さらに『Pハイスクール・フリート オールスター』もビッシリの客付きで、スロットコーナーからの人民大移動を目撃しました。

　そして『エヴァ』と『Re:ゼロ』は、間違いないホールの看板です。博多の駅前の博多華丸・大吉さんが顔のプラザ博多では、9月中旬に56台の『ガンダムSEED』が、未だに隅っこの台までビッシリの客付きで、早々にお客さんが消えた東京の『ガンダムSEED』とは雲泥の稼働。全国ホール別稼働ランキング上位常連のホールだけはあるなと感心しちゃったドンキホーテです。

　旅打ち先で『SAO』をトップ台で空いてるのを閉店間際に打って、しかも連チャン即ヤメ台で、お座り一発、オスイチのオマケを頂いて、旅費も浮いてしまいました。博多は美味しい食べ物も多く、博多に出張したサラリーマンが帰ってこなくなる程、住み心地もバッチリの生活のしやすさなのです。

　これでパチンコ＆パチスロも美味しいとなると、他の土地へ行けなくなるのもよくわかります。

　今回の九州の旅は、発展していく博多の街の人々の活気に圧倒されたのでした。

　成長する都市の息づかいが、ひしひしと伝わってきて、全国ホール別稼働ランキングに、大東京並みに入ってくる博多のホールの活気をこの眼と肌で感じた旅だったのです。

新台が絶賛稼働中…令和のパチンコホラー№1も注目

　東京に戻ると『新世紀エヴァンゲリオン～未来への咆哮～』のライトミドルが思った程入っていないのは、10月のスマートパチンコ『e新海物語349』の登場前の買い控えというより他にも新台が目白押しだからとわかります。

『Pリング 呪いの7日間3』は、『Pとある魔術の禁書目録2』や『ゲゲゲの鬼太郎』への流れも見えてきます。

『リング』は手落ちのガツン！というショッキングな音にビックリして大の大人が思わず声を上げたりお尻を浮かしてしまう恐怖のギミックはもちろん、約83％の継続率とストレート38連チャンや43連チャンと一撃4～6万発なんてケタはずれの爆発で、貞子がホラー以上のショックを与えています。

　“フルカス”フルにカスタマイズをすると、プルプルと電話が鳴るだけや、99％の貞子の手落ちで、デッドオアアライブの一発勝負に心臓がヒリヒリするヒリつきで、まさに令和のパチンコホラー№1です。

　中身は319分の1の昔ながらのリングシリーズと同じで、前作の貞ジョグに落ちる手が失くなったくらいで、女子高生ばかりチラついては、ハマるだけで、新しい貞セグが、昔ながらのパチンコのギミックっぽく下からせり上がって完成すると、SPストーリーリーチに発展したり、デジャヴパニックの疑似連の継続で大活躍します。

　ずっとリングを打ってきた世代には、嬉しい仕上がりで、唯一落とし穴があるとしたら、STの呪いの始まりが56回転しかないことで、80％ST突入しても半分はスルーか2～3連で終わっちゃうリングも多いことは覚悟しておいて下さい。
　連チャンする『リング』はデモ出しするまでもなく、2連以降につく貞子接近モードの最初の20回転で、簡単に貞子の手は落ちます。

　残りの回転は、みちづれと脱出と肝だめしで、女子高生は新メンバーになっています。

　そして7連すると変動スピードが速い呪い覚醒で、上乗せに弾みがついて10連～20連で、プレミアのクルーン予告は穴に玉が入る前にガツンと手が落ちます。藤商事の持ちネタというか古くからの目玉演出の雷鳴予告が赤だと激アツです。左下の看板を持ったアニメ貞子こと“サダッチ”が活躍して3回出続ければチャンスアップです。
　
　もう1台Daiichiの『P真・一騎当千』と台枠も同じで、『Pうしおととら』や『天才バカボン』のギミックの使い回しのイメージのデイライトの新台『P百花繚乱』で3万発出を達成。出玉機能がUPして、これからのDaiichiの暴れっぷりが、コンプリート機能をどの台も搭載するようになる中、発動しやすくなると睨んでます。

『SAO』も7～8万発とコンプリートしそうな台も出るフル稼働を続けて、8月の『ガンダムSEED』を忘れさせる勢いです。

　九州もそうですが古いパチンコファンだけでなくパチンコ新世代を上手く熟成させることをメーカーもホールも力を注がないといけないことはわかっていても、いまひとつピントがズレていたのですが、旧DAIDOことビスティが2004年に若手開発者が作った『エヴァンゲリオン』が20年経ってやっと世代交代を成功させつつあります。

　劇場版シン・エヴァンゲリオンも年末に控えていて、SANKYOは『PFかぐや様は告らせたい』や『PFありふれた職業で世界最強』で『PFからくりサーカス』や『PF炎炎ノ消防隊』と新世代ターゲットを直撃路線を貫きます。

　ニューギンも『慶次』と『義風堂々』だけじゃなく、『P覇穹 封神演義』と3000発特化でコンプリートを目指します。

　『eルパン三世 THE FIRST』『eキャッツ・アイ』が残念な結果になった平和は、遊べるロングSTのスマパチ『eルパン三世 銭形からの招待状』で勝負です。
　
　大都は『eRe:ゼロから始める異世界生活 season2』で、Sammyは『P頭文字D Non‐Stop 3000Edition』を3000発特化で勝負してきます。

　パチンコはコンプリート機能がついて出し放題、爆発し放題の時代に突入して40万両替の時代になりそうな気配です。