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C.ルメール×ブレイディヴェーグは無印!? 穴馬大好き・桃井はるこがエリザベス女王杯(G1)で勝利の美酒に酔う?『モモーイの超!大穴でグッジョブ!』第8回エリザベス女王杯

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C.ルメール×ブレイディヴェーグは無印!? 穴馬大好き・桃井はるこがエリザベス女王杯(G1)で勝利の美酒に酔う?『モモーイの超!大穴でグッジョブ!』第8回エリザベス女王杯の画像1

 今年の秋はちょっとヘンですよね。上野公園の桜が春と間違えたのか咲いちゃったり、夏みたいに日差しが強いので日傘をさしている人がいたり。毎年、12月に私はワンマンライブを開催するのが恒例になっているのですが、いつもは冬の足音を感じながら準備するのに、今年はまだ半袖シャツを着ていますよ。ヘンということは、波乱があるということ!? このコーナーで標榜している「穴馬でグッジョブ」するにはいい気候なのかもしれないです(?)。

 私の近況を話しますと、最近はサーマルプリンターにハマっています。スマホとつなげて、写真や図形などを感熱紙に印刷できちゃう、ちっちゃなプリンターで、身の回りのいろんなものを写真に撮ってはプリントして遊んでいます。未だに仕事も身の回りのメモもアナログノート派の私はいろんなものをプリントしてはノートに貼って楽しんでいます。

 そこで、競馬予想にも役立てられないかとレースのデータの表を試しにプリントしてみたのですが、そこまでの解像度はなく、字がちっちゃすぎて判読は不可能……まぁ、その画質の粗さがまたかわいいので仕方ないですね。今ではエリザベス女王杯(G1)過去5年データの描かれたシールが、私の冷蔵庫の中でチーズの袋を留めてくれています(笑)。

 さて、今回展望するのはエリザベス女王杯です。過去データを見る時、2020年から去年までは京都競馬場の改修のおかげで阪神開催だったので注意が必要ですね。

 やはり楽しみなのはジェンティルドンナの子であるジェラルディーナ、そしてヴィルシーナの子であるディヴィーナの対決です。ジェンティルドンナとヴィルシーナはどちらも強い馬が故にそのライバル関係、特に2012年の牝馬クラシック戦線、秋華賞(G1)は語り草ですよね。「全く並んでゴールイン!」の実況といえば、私はこの2頭の名前をまっ先に思い出します。その2頭の子がG1に出走し対決するとは、競馬の血のロマンですね。ジェンティルドンナの前に涙を呑んだヴィルシーナの子がリベンジを果たすのでしょうか……私は判官びいきなので、ジェンティルドンナに憧れながらもどうしてもヴィルシーナのほうに感情移入しちゃうんですけどね。

 母がヴィルシーナでモーリス産駒のディヴィーナは、前走、府中牝馬ステークス(G2)を逃げ切り勝ちしました。レースは違うとはいえ、その姿には2014年、母が同じくハナを切って見事に連覇を達成したヴィクトリアマイル(G1)での雄姿が思い出されました。4走前からミルコ・デムーロ騎手に乗り替わって以来、ヴィクトリアマイルでは上がり最速、その後2着、2着、1着ときて、パワーアップしているように見えるんですよね。ミルコ騎手は右回りは初めてだけどバランスが良い馬なので大丈夫とインタビューで言っていますし、逃げ粘るんじゃないかと思ってます!

 一方、母がジェンティルドンナでモーリス産駒のジェラルディーナは着順を落としているように見えますが相手が一流牡馬ですからね。最強馬イクイノックスが勝利した有馬記念(G1)で3着というのはハイレベルです。ブリーダーズカップターフを勝ったライアン・ムーア騎手を確保しているのも心強いですね。

C.ルメール×ブレイディヴェーグは無印!? 穴馬大好き・桃井はるこがエリザベス女王杯(G1)で勝利の美酒に酔う?『モモーイの超!大穴でグッジョブ!』第8回エリザベス女王杯の画像1

 そんな中、私の本命は、ズバリ、マリアエレーナです! 前走、このエリザベス女王杯と同じ距離2200mの産経賞オールカマー(G2)で、メンバーが「プチ有馬記念か!?」と思うくらい強者揃いの中で、2着のタイトルホルダーとタイム差なし、10人気で4着! 2022年の小倉記念(G3)の映像を見ましたか? 鮮やかすぎる圧勝劇です。京都の外回りコースって、コーナーで加速し捲り上げ、最終コーナー、あのラチがなくなった所をきゅっと回れる馬が勝利すると私は思っています。それって小倉と共通点があると思うんですね。

 マリア……といえば、2015年勝利したマリアライト。勝負服は違いますが、マリアライトは父が、マリアエレーナは母父がディープインパクト。6人気単勝15.2倍で1着。なんだか共通点を感じちゃうんですよね。私、もうここまで来たら三浦皇成騎手のJRAG1初勝利は絶対仕留めたいと思っているのもあって(「ここまで?」と思う人は私の過去のGJさんの記事を読んでね)、堂々の本命に指名です!

 対抗は、イズジョーノキセキ! 淀の右回りコース、ラチが途中で途切れるあの特徴的なコーナーを膨れずきゅっと回れる操縦性を、イズジョーノキセキと岩田康誠騎手は持ってると思うんですよね。だって、去年の有馬記念で4着ですよ。2021年年度代表馬エフフォーリア、天皇賞馬ジャスティンパレス、2022年最優秀4歳以上牡馬のタイトルホルダーに中山の小回りで先着してるわけです。その時の123着は、イクイノックス、ボルドグフーシュ、ジェラルディーナ。ジェラルディーナと互角と考えたらこの人気はおかしいでしょう!

 ▲はライラック。晩成のオルフェーヴル産駒、阪神開催ながら去年2着になっているこの馬、牧場に放牧に出して太目で帰ってきて、前走の府中牝馬ステークスは休み明けを叩いて3着、しぼれて上積みを感じます。馬もきっと、暑い時が得意、寒いほうがいいってあると思うんですよね。ライラックはきっと涼しい時期が得意なんじゃないかとも踏んでるんです。

 そしてコーナーで加速していける持久力と、長く使えるいい脚も持っているという特性を挙げると、浮上してくるのがルージュエヴァイユなんですよね。過去10年データの中で、京都開催時のエリザベス女王杯の前走のデータをチェックすると、府中牝馬ステークスの馬が多く3着内になっているんです。鞍上は松山弘平騎手。例えるなら横綱がクリストフ・ルメール騎手、川田将雅騎手だとしたら、松山騎手、戸崎圭太騎手は大関レベルでしょう。気になる存在です。

 そしてやはり、ディヴィーナ、ジェラルディーナの勝負の行方は気になるので押さえます。その反面、人気しそうなブレイディヴェーグは思い切って無印としたいと思います。というのは、先ほども申しました通り、速い上がりで直線の切れ味勝負というよりは、コーナーで捲れるロングスパートの馬を狙いたいから。「前走お休みしたのは同じ勝負服のリバティアイランドの三冠の為の使い分けか⁉」なんていう説もまことしやかに流れていましたが、私は前走、マスクトディーヴァが驚異的なコースレコードを叩き出したローズステークス(G2)を2着した、その反動があったというのが本当のところなんじゃないかと思っているんです。

 世界的な異常気象のおかげで、世界のワイン生産量がこの60年で最低と予想されている2023年ですが、異例ずくめな今年だからこそ、いつも荒れがちなエリザベス女王杯でもさらなる大荒れを期待したい! 今度こそ大穴を仕留めてグッジョブして、16日に解禁されるボージョレ・ヌーヴォーで乾杯したい! 楽しみですね!

-告知-

●桃井はるこワンマンライブ『モモーイタイムトラベル -Music Journey-』12/2(土)Veats Shibuyaにて開催。
ローソンチケットにて前売り一般チケット発売中。( https://l-tike.com/momoi/

●文化放送「超!A&G+」にて メインパーソナリティを務める 『サバイバルクイズシティ ラジオ編』が毎週火曜日19:30~放送中! 放送終了後にはYouTubeでのおまけ生配信も。 https://www.joqr.co.jp/qr/program/sqc/

●パーソナリティを務める『THE WORKS』がFM NACK5(79.5MHz)にて毎週日曜日24時から放送中。( https://www.nack5.co.jp/program/theworks/

●ライト・ゲージオンラインショップにて過去のライブDVDやオフィシャルグッズが販売中。( http://rg-music.shop-pro.jp/

その他最新情報
桃井はるこ公式ホームページ http://rg-music.com/momoi/
桃井はるこX https://twitter.com/momoiktkr

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