GJ > 競馬ニュース > 【ジャパンC】アーモンドアイ、コントレイルに続いて1枠1番リバティアイランド、1枠2番イクイノックス。今年も「ガチガチ決着」濃厚か
NEW

【ジャパンC】アーモンドアイ、コントレイルに続いて1枠1番リバティアイランド、1枠2番イクイノックス。今年も「ガチガチ決着」濃厚か

【ジャパンC】アーモンドアイ、コントレイルに続いて1枠1番リバティアイランド、1枠2番イクイノックス。今年も「ガチガチ決着」濃厚かの画像1
リバティアイランド 撮影:Ruriko.I

 いよいよ、26日に迫った世紀の一戦ジャパンC(G1)。23日午後2時すぎには、本レースの出走馬18頭の馬番・枠順が明らかになった。

 その結果、1枠1番には2番人気のリバティアイランド、1枠2番には1番人気のイクイノックスと、「2強」が揃って1枠に入った。さらに2枠3番には逃げ馬のタイトルホルダー、3枠5番には2022年のダービー馬ドウデュースと、多くの人気上位馬が内枠に入ったことは、ファンの間でも話題となった。

 ここまで枠順が話題になっているのは、近年のジャパンCではとにかく「内枠」が好成績を挙げているからだ。

 実際、過去5年間のジャパンCで3着以内に好走した全15頭の枠順を確認してみると、2018年2着のキセキ(5枠8番)、同3着のスワーヴリチャード(7枠11番)、2022年2着のシャフリヤール(7枠15番)を除いた実に12頭が、4枠以内のゲートからスタートして好走している。

 それに加えて、勝ち馬も内枠に偏っている。2018年、レコードを叩き出して勝利したアーモンドアイは1枠1番で、2020年の三冠馬3頭による決戦を制した際も2枠2番だった。他には、2021年にコントレイルが1着で有終の美を飾った時も1枠2番だった。

 過去10年分までデータを広げてみると、ジャパンCの1枠成績は4勝2着3回3着1回【4-3-1-9】、2枠は2勝3着4回【2-0-4-13】、3枠は2勝2着1回3着2回【2-1-2-15】と、3枠以内に入った馬が10回中8回勝利している。今年は1、2番人気の2頭が揃って1枠に入り、より堅いレースになりそうな印象が強くなったが、結果はどうなるだろうか。

ジャパンCの公開枠順抽選会はできないのか?

 また、今回の枠順発表を受けて、一部ファンからは「ジャパンCも有馬記念(G1)のように公開抽選会をしてほしい」という声も出ているようだ。

 JRAの公式サイトには、枠順抽選について、「公開抽選で行われる一部G1競走をのぞき、全てコンピュータにより自動的に決定されます」という記載がある。その「公開抽選で行われる一部G1競走」というのが、有馬記念だ。騎手や調教師など関係者が出席して、公開枠順抽選会を行う唯一のG1レースとなっている。

 確かにジャパンCは有馬記念同様、毎年非常に盛り上がるレースであり、公開枠順抽選会を実施すればファンも大いに楽しめるだろう。今年や、三冠馬3頭が激突した2020年のジャパンCのように事前の注目度が特に高いレースだけ、臨時で公開するのも面白いかもしれない。

 今年も新たに導入されたジョッキーカメラが大きな話題を呼ぶなど、JRAのファンサービスは年々充実の一途をたどっている。今後、どういった動きがあるのか注目したい。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

【ジャパンC】アーモンドアイ、コントレイルに続いて1枠1番リバティアイランド、1枠2番イクイノックス。今年も「ガチガチ決着」濃厚かのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  2. 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
  3. 【天皇賞・春(G1)】武豊×ドウデュースの復活勝利も霞むC.ルメールの神騎乗! 「死枠」克服を完璧に読み切った古馬王道路線の鬼が降臨
  4. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  5. 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか
  6. 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
  7. 【青葉賞(G2)】「武豊×シュガークン」に立ち塞がるライバル3頭! 新馬戦でジャスティンミラノに敗れた「東の大物」が急浮上【週末重賞ピックアップ】
  8. 【天皇賞・春】横山典弘「前ポツン」にファンは狂喜乱舞? 20年前の逃亡劇再現あるか……マテンロウレオ陣営も不気味なコメント
  9. UAE競馬史上「最強」のジョッキーが短期免許で日本初参戦! ステレンボッシュ、シックスペンスの名門も「いい馬を用意している」
  10. C.ルメール「ダービーは絶対大丈夫」復帰いよいよ秒読み! ドウデュース武豊と同じく騎乗数セーブ予想も…春G1で復活インタビューとなるか