GJ > 競馬ニュース > 【弥生賞】「30万馬券スバリ」の破壊力に驚きの声! 人気のC.ルメールとR.キングは共倒れ…ドウデュース復活を思わせる穴馬の激走に謎の説得力?
NEW

【弥生賞】「30万馬券ズバリ」の破壊力に驚きの声! 人気のC.ルメールとR.キングは共倒れ…ドウデュース復活を思わせる穴馬の激走に謎の説得力?

【弥生賞】「30万馬券ズバリ」の破壊力に驚きの声! 人気のC.ルメールとR.キングは共倒れ…ドウデュース復活を思わせる穴馬の激走に謎の説得力?の画像1

 3日、中山競馬場で行われた弥生賞ディープインパクト記念(G2)。本番の皐月賞(G1)と同じ中山の芝2000mを舞台に争われた注目のトライアルを制したのは、M.デムーロ騎手が騎乗した6番人気のコスモキュランダ(牡3、美浦・加藤士津八厩舎)だ。

 ハイレベルのG2とあって、C.ルメール騎手の素質馬トロヴァトーレ、帰国前の最後の重賞となったR.キング騎手のダノンエアズロック、川田将雅騎手を起用したシンエンペラーなど、クラシック候補と目された実力馬が複数参戦したものの、前走で1勝クラスを敗れていた伏兵に大金星を許してしまった。

 2着に踏ん張った3番人気シンエンペラーこそ意地を見せたが、1番人気トロヴァトーレは6着、2番人気ダノンエアズロックは7着と轟沈。3着に9番人気のシリウスコルトが逃げ粘り、3連単の払戻が30万馬券という大波乱となった。

大谷翔平電撃婚のサイン馬券でパーフェクト的中も?

「途中から動いた方が良いと思って動きましたが良かったです。良い馬ですし、この後が楽しみです」

 会心のレースを振り返ったデムーロ騎手の言葉通り、道中はシリウスコルトが淡々と平均ラップを刻む展開。好位を追走していた上位人気馬の手応えが怪しくなる中、後方からスルスルと進出したコスモキュランダが最後の直線半ばでシリウスコルトを交わし、懸命に追い上げるシンエンペラーの追撃を振り切った。

 デムーロ騎手としても、セラフィックコールで制した昨年11月のみやこS(G3)以来となる4か月ぶりのJRA重賞勝利。初騎乗のパートナーがそのままクラシックの有力候補として名乗りを上げたことは嬉しい誤算だったかもしれない。

 その一方、別の意味で注目が集まることとなったのは、勝ったコスモキュランダの馬番が7、2着シンエンペラーの馬番が5だった点である。

 馬単で7→5となるこの組み合わせにこれといった意味はなさそうなのだが、ちょうど先月末に米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の電撃婚に世界中が驚かされたタイミングと重なっていた。サイン馬券ファンの話によると、もし知っていたら1点でパーフェクト的中も夢ではなかったという。

「ビッグニュース直後の重賞ということで、競馬ファンが何かサインになるものはないのかと探すのはお約束みたいなものです(笑)。ちょうど大谷選手の誕生日が7月5日だったんですよ。

非常にシンプルな結果論ですが、わかりやすくていいですね。4番人気ファビュラススターまでが一桁台のオッズで、以下はノーチャンス扱いのようなオッズでしたから、普通に予想したのでは難しかったと思います」(競馬誌ライター)

 こういったいわゆるサイン馬券は、結果論で振り返ってみれば、そうだったのかもしれないというものがほとんどだ。今回も偶然の一致だったというよりないが、もし実際に購入していれば、7→5の馬単は1万4280円の万馬券。遊びで100円購入していたとしても1万円以上の払戻なのだからローリスクハイリターンだった訳だ。

 これまで直接対決で敗れていたシンエンペラーやファビュラススターらを相手に下剋上を決めたコスモキュランダ。勝負どころで後方から一気に捲った姿は、有馬記念(G1)で復活を決めたドウデュースのようだったという声も一部のファンから出ていたが、本番の皐月賞でも侮れない存在となるかもしれない。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

【弥生賞】「30万馬券ズバリ」の破壊力に驚きの声! 人気のC.ルメールとR.キングは共倒れ…ドウデュース復活を思わせる穴馬の激走に謎の説得力?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  3. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  4. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  5. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  6. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  7. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  8. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!