GJ > 競馬ニュース > 永島まなみ「ゴルシワープ」で単勝115.6倍完勝に絶賛の嵐! スウィープフィート武豊に乗り替わりで勝たれるも…翌日最初のレースで超人気薄と大仕事
NEW

永島まなみ「ゴルシワープ」で単勝115.6倍完勝に絶賛の嵐! スウィープフィート武豊に乗り替わりで勝たれるも…翌日最初のレースで超人気薄と大仕事

永島まなみ「ゴルシワープ」で単勝115.6倍完勝に絶賛の嵐! スウィープフィート武豊に乗り替わりで勝たれるも…翌日最初のレースで超人気薄と大仕事の画像1
永島まなみ騎手

 3日、小倉競馬場の1Rに行われた3歳未勝利(芝1200m)は、14番人気の穴馬ラブカムーン(牝3歳、栗東・千田輝彦厩舎)と永島まなみ騎手のコンビが優勝した。

 同馬はデビューからここまで2戦するも、ともに勝ち馬から2秒以上離された二桁着順に大敗。特に前走は最後の直線で失速しシンガリ負けを喫していたことから、今回は単勝115.6倍という超人気薄だったことも無理はない。

 この日は最内枠からやや出負け気味のスタートを切ると、道中は後方のインコースを追走。稍重のコンディションで行われたこともあり、4コーナーでは各馬が荒れた内を避けて外々を回る中、永島騎手とラブカムーンは渋った馬場も苦にせずスルスルとインコースから進出して行く。

 直線に向くとほぼ同時に先頭に躍り出たラブカムーンは、馬場の中ほどに持ち出して追われると、そのまま後続に1馬身差をつけて押し切った。

「ラブカムーンは前2走で見せ場なく敗れており、ここも厳しいと思いましたがこれは驚きました。初のスプリント戦も向いたのでしょうが、なによりこのレースに関しては永島騎手の巧みな立ち回りが光りましたね。

特に4コーナーから直線入り口にかけての進路取りは、個人的には皐月賞(G1)を勝ったゴールドシップのレースも思い出しましたよ」(競馬誌ライター)

 ライターが例に挙げた2012年の皐月賞を覚えているファンも多いだろう。後にG1・6勝を挙げる名馬ゴールドシップはこのレースで最後方を追走。稍重の荒れた馬場を避けて各馬が4コーナーで外を回す中、ゴールドシップと鞍上の内田博幸騎手はインを突き、最後の直線に向くといきなり先頭に“出現”。まるでワープしたかのようなレースぶりで勝ち切った。

 今回の永島騎手とラブカムーンの競馬ぶりにゴールドシップのそれを重ね合わせたファンは他にもいたようで、レース後にはSNSやネット掲示板に「まなみんゴルシワープ決めたな」「内田騎手を彷彿とさせる神騎乗」「まさかこの馬を持ってくるとは」「ナイスなコース取りでした」「瞬間移動で単勝万馬券とか凄すぎるわ」など絶賛の声が寄せられていた。

前日には武豊騎手に乗り替わったスウィープフィートが勝利も…

「前日には、永島騎手が主戦を務めながら武豊騎手に乗り替わったスウィープフィートがチューリップ賞(G2)を勝利。デビュー戦からコンビを組み続け、昨年の阪神ジュベナイルF(G1)で自身の憧れの舞台であったG1初騎乗も果たしたかけがえのない1頭でしたが、前走のエルフィンS(L)で2着に敗れ賞金加算を逃していました。

そんなスウィープフィートが重賞を勝ったことで、何かしら思うところもあったかもしれません。ただすぐに超人気薄とのコンビで大仕事をやってのけ、自身の存在感もしっかりアピールしたあたりは流石だったのではないでしょうか」(同)

 ラブカムーンを初勝利に導くとともに、単勝万馬券の大波乱を演出した永島騎手はレース後、「内枠でしたしロスのない立ち回りをしましたが、荒れた馬場もしっかりと走れていましたね」と“してやったり”のコメントを残している。

 今回は評価を落としていたラブカムーンだが、実は母がオークス(G1)3着のラブカーナという血統馬でもある。今後も永島騎手と短いところで面白いコンビとなるかもしれない。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

永島まなみ「ゴルシワープ」で単勝115.6倍完勝に絶賛の嵐! スウィープフィート武豊に乗り替わりで勝たれるも…翌日最初のレースで超人気薄と大仕事のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【阪神JF】リバティアイランド、アスコリピチェーノ、ソダシを超える逸材!? 2歳女王決定戦で買うべき“大物馬主”推奨の2頭
  2. 【香港C(G1)展望】絶対王者ロマンチックウォリアーVS逆襲の女王リバティアイランド! ダービー馬タスティエーラ完全復活なるか
  3. 【阪神JF(G1)展望】L.デットーリ×米国2歳女王メイデイレディが日本襲来! フォーエバーヤング妹など日本の女王候補が迎撃
  4. 武豊「来年が楽しみ」ヤマニンウルス不在でも大健闘…フォーエバーヤング擁する世代レベルの高さも証明
  5. ミホノブルボンvsライスシャワー連想させた「100分の1」の攻防!同一馬によるワンツースリーは平地競走史上初
  6. 【香港マイル(G1)展望】3歳マイル王ジャンタルマンタルが待望の戦線復帰! 悲願達成のソウルラッシュと世界制覇に挑む
  7. 武豊「非常識な最高速」でチェルヴィニア置き去り…他馬を凌駕する切れにC.ルメール「ドウデュースと同じ走りは出来ない」
  8. JRA福永祐一ケイティブレイブ「西日で負けた」はサービス精神!?「面白いんじゃないかと……」ネットを炎上させた”言い訳”の真意
  9. ジャパンCでも天皇賞・秋でも下馬評覆す4歳馬の好走…「最弱世代」の汚名返上着々、出遅れて逃げてもダービー馬に先着の逸材が待望の復帰
  10. ハーツクライ産駒でも走りはディープインパクト?有馬記念に潜むファンの夢と希望とロマンと甘い罠