【パチンコ回らない問題】メーカー側は昔から対策していた？『海物語』シリーズなど回って楽しめるようにしてくれた機種を思い出す【ゴトロニの人生4コマスベリ】

■しつこいけど続きをやるよ

　どももー、ゴトロニです。

　いつものポイ活報告ですー。大きく増えていますが、その前にしっかり下げています。でも、「上げてきたのはしっかり銘柄を選定しているからでは？」なんてと思うかもしれませんが、それはトリック。いや、トリックじゃないか。

　株クラ界隈でよくある「もうすぐ株価がクラッシュするぞー!!」とずっと吠えていれば、いつかは暴落が来て、「ほらな？」ってドヤる手法の仲間みたいなものです。ずっと持っていればいつかは跳ねる時も来ます。それが今。なので、少しも凄くはないですねー。個人的には株価よりも一番下にある「配当金・分配金」が儲けの本尊だと考えているので、そこを重視しております。ポイントのままじゃ、配当金みたいな形で増えてはいかないのでね。

　さて、パチンコが回らない事件どうすんの的な話の続きなんですけど、次の規則改正で根本から変えた方が良いと思うといった感じの提言で一方的に話を進めている次第でして、それは何故かと言うと、事ある毎にプレイヤーサイドから提案が上がる「交換率を下げてラッキーナンバー運用の復活を」という案は、店側からするとほぼ実現不可の模様なんですね。全国のホールがキッチリ足並みを揃えるなどいくつかの前提が必要であり、それができる業界なわけないだろって自虐的な笑いも聞こえてくるくらいなので、その線は非常に難しそう。

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　となれば、これまた法の強制力で行うなんて方法もあるんですけど、そうなると経営自体がリスクでしかなくなりますよね。さすがにそれは違うと思うんです。それに、警察も一物一価を基準にする姿勢を崩していないしなぁ。いずれにしても、相当に根深い深刻な問題です。

　しかし、その「回らない」問題の取り組み自体はですね、それなりに昔から表面化していて、メーカーサイドも対策はしているんですよ。ここでは自分が知る限りの範疇で紹介しておきます。

どんなことをしても全ては店次第

　一番手は「回るん」シリーズ。SANYOの海シリーズなどで行われている試みです。スペック的に辛めに設計しておいて、お店に回すようにしてもらおうというコンセプトで出すのですが…これが悉く回らないんですよ。結局他の機種と同じ程度の調整で終わってしまうので、地獄な現実がそこには展開されます。私もかつてそんな衝撃を受けたホールがあったのですが、この前様子を見に行ったら当然のように潰れていましたとさ。まぁ、そうだろうな。追悼の意は表しません。当り前だろ、養分を舐めんな。

　続いては…このネタをちょっとツイートしたところ、とある人からまるでアイツじゃんって言われた話。アイツというのは『CRダークフォース』という台…覚えていますか？

　自分はちょっと失念していたのですが、まぁ言われてみれば確かにそうなんですわ。

　ただ、それに関しては似て非なるものと言わせていただきたい感じ。というのも、この闇の力くん、ガンガン回って1000回ハマリとか平気でやりやがるんですね。 公表の大当り確率は1/19.2なのに。ということは、1回転が複数の変動に見えるような作りなのかなと思ったら、台上のカウンターはマッハで回転数が増えていくんですよね。これを見て凄い凄くない以前に恐怖が勝りまして、これは良くないなと記憶に刻み込まれた次第。こういうやり口は絶対にプレイヤーの裾野は広がらないヤツよな。

　そして致命傷だったのが、やはり回らんってこと。スタートチャッカー自体は普通の位置にあって、結局調整次第で球がボロボロこぼれてしまい、言う程回らなかったんですよねー、都内で打って。あれには激しくがっかりしましたな。

　3つ目は、別の古くからのパチンコ業界者に指摘された『パチコンGIGA』。これはもうだいぶ前の機種なので昨今の回らない問題とは違うコンセプトのマシンですが、かなりユニークな存在で面白かったんですよ。仕組みとしては何らかの方法でIN/OUTをチェックしていて、回転率がある程度まで下がると電サポが開きやすくなって回転率を上げてくれるというもの。そんな画期的なシステムだったんですね。

　今の基準では作れない仕様だし、自分の狙いとしては別次元なんですけど、規則改正でまた作れるようになるなら、パチコン系もアリだと思うし、方法として一番スマートでしょう。

　ただ…これも私が打った時には例に漏れず回りませんでしたよ。他の機種は千円で25～40も回るという時代だったのに、むしろ店に目の敵にされたのか20回も行かなかったんですよね。しかも、打つ上で重大な欠点がありまして、回転数が落ちると電チュー解放の方に気持ちが持っていかれちゃうんですね。う～ん、それはそれで話が違うかなと。

　いずれにせよ、法改正まで及ぶとしたら時間がかかる部分もあるので、今のうちから業界的にどう変えていくのかというのは考えておかないといけないと思うし、その場合、SNSなどが当たり前の環境の時代なので、大胆な視点で構築しないと上手くいかないでしょう。

　なので、私としては以前の当コラムで言ったように、まず球が打ち出されたら、その分はほぼ確実にデジタルの抽選を受けられるようパチスロ化するというのを提案しておきたいですね。

　これは難しいことじゃなくて、5号機の時にボーナスが揃って配当が許されなくなったという怨み…いや、歩調を合わせたいという経緯もあるので、今回はパチンコ側がパチスロに寄っていくと、それだけのこと。スルーチャッカー方式にしておいて、その先の球の動きで+αの払い出しをメインにしたスペックを構築する、とそういうわけですな。この辺はワイごときではノープランながら、今のどん詰まりスペックでもしっかり面白い機種を作れているメーカーの技術力を信頼してドーンとやればいいのかな、と。

　まぁ、問題は変動の時間的間隔が短すぎるので、高解像度の映像を伴ったムービーは読み込みが間に合わないかもしれませんね（今はチップの性能が上がっているからなんとかなるのではという期待はある）。そこら辺のところなど私には分からないところもありますが、多分ヤレるので、是非とも一考をお願いします。

　やっぱり千円で一桁しか回らないデジパチがこの世に普通に存在するのは、あってはならん事態だと思いますよ。