真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.07.26 08:35
「短距離のスペシャリスト」安田隆行厩舎と「脱・短距離」角居勝彦厩舎。両極端な2つの名門厩舎から、調教が競走馬に与える「影響」を推察
編集部
要約すると1200mではスピードにものを言わせた一本調子でも勝てるので、純粋なスピードを磨いて行けばいい。だが、それがマイルになると、どうしても「タメ」を作る瞬間を身に付けなければ勝てない。つまり、1200mと1600mでは馬に対する調教のやり方がまったく異なってくるというのだ。
その上で、毎年1600m以上の距離で戦う3歳クラシックを勝てるような馬を預託される角居厩舎は、必然的に道中でしっかりとタメを作れるように調教しているということだ。その上で角居調教師は「もしもスプリント戦の勝利を目指して馬を作っていくのであれば、馬だけでなくスタッフから教育が必要」だと語っている。
その言葉を裏付けるように角居厩舎は開業以来、一度もスプリンターズSや高松宮記念といったスプリントG1に管理馬を出走させていない。近年では重賞や条件戦に至るまで、ほぼスプリント戦には出走させていないというのだ。
まさに先述した安田厩舎とは真逆のような方針を持っている角居厩舎。ちなみに安田厩舎も重賞を29勝している名門だが、芝に限ればそのすべてが1800m以下という徹底ぶりだ。
先日には日本最大の競走馬セリ市・セレクトセールが行なわれ、数多くの高額良血馬が取引された。だが、やはり『競走馬の価値』は生まれながらの「血統」や幼少期を育った「環境」だけでなく、競走馬としてどのような「厩舎」に所属し、どういった方針の調教を受けるのかも極めて重要なウエイトを占めているのだろう。
言い換えれば、もしもロードカナロアが角居厩舎で管理されていれば2000m前後を走る中距離馬になっていたかもしれないし、ウオッカが安田厩舎で管理されていれば名スプリンターの道を歩んでいたかもしれないということだ。
そう考えると、デビューを迎える2歳馬の所属厩舎を確認しておけば、その馬がどういった馬で、今後どうなっていくのか、ある程度把握できる材料になるかもしれない。将来性を考察する上でも、所属厩舎は大きな判断材料になりそうだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新
JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去- JRA・藤田伸二元騎手「後藤騎手自殺」を語るも、岩田康誠”徹底批判”に賛否の声
- JRA「幻の3強」ラッキーライラックを超えた打倒アーモンドアイ筆頭。無念の引退から2年……今もファンから惜しむ声
- 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「24年目で初めて」池添謙一も驚いた真夏の“珍事”、「おそらくない」JRAも認めた札幌記念(G2)のレアケース! 武豊や福永祐一もこだわる手綱の重要な役割
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
関連記事

JRAの現役調教師が「ゴリラの写真集」発売も寄稿された武豊騎手のコメントが「シュール過ぎる」と話題

「下剋上」へ超良血馬続々……厩舎史上「最強の布陣」を従え、名牝ショウナンパンドラを送り出した関西の「新鋭厩舎」が来年のクラシックを狙う

「セレクトセールの超高額馬」から「米三冠を狙える大器」まで!ドゥラメンテ&モーリスの最強・堀厩舎の来年クラシックは『世界』を股に掛ける逸材揃い

「ノーザンファームの横綱」から早くも「来秋には凱旋門賞へ」といわれる逸材まで!オルフェ輩出池江泰寿厩舎の2歳馬は「昨年以上」のスケール

バウンスシャッセが足元不安で引退も「藤沢和雄厩舎の引退多すぎ」と話題に。絶好調の勢いに乗って馬房も「様変わり」?
















