GJ > インタビューニュース > 二階堂姉妹インタビュー(後編)  > 2ページ目
NEW

麻雀界をリードする女流プロ雀士・二階堂姉妹の特別インタビュー(後編)-二人にとって「生きる」とは何なのか、その「流儀」を語る-

【この記事のキーワード】, ,

――落ち着いて前に進めばいい。

瑠美:損得で考えてもいいし、自分の理想でもいいですけど「絶対に変わらなきゃいけないわけじゃないんだよ」っていう。まずは自分を認めてあげてほしいなと思います。悩んでいる人を見ると、どうしたらいいんだろうと本当に動けなくなっちゃうのはわかるんですけど「あんまり落ち込まないで」「考え込まないでね」というのは思います。「今のあなたも大事だよ、大切だよ」って言ってあげたいなと思います

nikaidourumix.jpg二階堂瑠美

――自分の歩んできた道を信じること。

瑠美:欲しいものばかり見ないで、持っているものも、ちゃんと確認してほしいなと。その上で足りないものがあるんだったら、それを見極めて、得られるように頑張ってねという感じですかね。なんというか……。

亜樹:「人生を満たしていってほしい」みたいな?

瑠美:そう。(人生をもっと大きな視点で見れば)どれを選んでもいいんだけど、どれを選んでも間違いじゃないんだけど、(目の前の出来事だけで)間違いだと思わないで後悔しないで、どれを選んだとしても頑張って生きてほしいと思います。

強く生きていくためには、まず自分を大切にすること

「生きていく上で、誰かの何かのヒントになればと願い」本著が綴られただけに、二人のメッセージは、とても親身で温かい。そして、これらの言葉の大半が、二人が生業としている麻雀の対局における心構えに置き換えられるだけに、そこには確かな実感と説得力がある。

nikiadouakix.jpg二階堂亜樹

 自分の弱さを見つめ、自覚しながら前に進んでいるからこそ、彼女たちの生き様には一本「芯の通った強さ」を感じる。麻雀に、そして何よりも人生そのものに真摯に取り組んでいるからこそ、麻雀界をリードする立場まで登りつめてなお、輝きを失わないのだろう。

「こんな人生を自分も送ってみたい」ただひたすらに真っすぐな彼女たちを見て、そんなことを考えるファンも多いかもしれない。正論を並べるのは簡単だが、それを実践し続けるには、やはり強い気持ちが必要になる。

 彼女たちが「強く生きていく」上で、大切にしていることは何なのだろうか。

麻雀界をリードする女流プロ雀士・二階堂姉妹の特別インタビュー(後編)-二人にとって「生きる」とは何なのか、その「流儀」を語る-のページです。GJは、インタビュー、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 総合
  1. 「一文字違い」ヴェローチェ祭りまたあるぞ!有馬記念を前に武豊が絶好チャンス…ドウデュースに続く2勝目ゲットだ
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 岩田康誠「キレ散らかし」返答にインタビュアーもタジタジ…名手が信じたドウデュース世代の実力馬が有馬記念前に答え合わせ
  4. 岩田望来「61度目」で強運手繰り寄せた初G1勝利…団野大成、菅原明良ら同期とのギャップで問われた本当の実力
  5. 永島まなみ「率直な気持ちは悔しい」武豊に無情の乗り替わり…G1初騎乗から1年。単勝170.6倍の16番人気5着好走に確かな手応え
  6. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  7. フォーエバーヤング、ヤマニンウルスに強敵登場か?ダートの新星に団野大成も「元々ポテンシャルを感じていた」「いい内容だった」と太鼓判
  8. 【朝日杯FS(G1)展望】武豊、ドウデュース以来の戴冠へ無敗の大物とタッグ! 北村友一×バゴ産駒の逸材で第2のクロノ旋風に期待
  9. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  10. 【菊花賞】武豊「絶縁」から和解した救世主と見学回避!ルメールのお下がりでも戸崎圭太より不気味?