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JRAジャパンC(G1)アーモンドアイ疑問視で「ボヘミアン・ラプソディ」優先!? 女王桃井はるこが見据えた「未知の魅力」

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桃井はるこ:ミッキースワロー(牡4歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)!!

 この子は東京競馬場を走るのがはじめて。ですが、稀に見る東京向きの血統をしているんですよ。

 過去の勝ち馬の血統に注目するとやっぱりディープインパクト産駒が上位に進出しています。ミッキースワローは、ディープインパクト産駒のトーセンホマレボシを父に持つのでその点はクリア。しかもトーセンホマレボシは、11年の天皇賞・秋制覇、ジャパンカップでも好走したトーセンジョーダンの半弟でもあります!

 そして、血統を重要視する方たちは、『トニービンの血を引いているからこそ東京競馬場で走る』と考える人も多いのですが、同馬は母父ジャングルポケット! 言わずもがなこの馬はトニービン産駒です!! もう父系も母系も完璧。ミッキースワローはどこをとってもジャパンカップに向いている血統なんです。

――たしかに……。東京競馬場におあつらえ向きですね。

桃井はるこ:でしょ~! 前走の札幌記念は13着に終わっていますが、これは最後の直線で前がふさがれる不利を受けたため。敗因がはっきりしているので度外視してもいいはずです。

 鞍上の横山典弘騎手はジャパンカップを勝った経験はありません。ですが「意外性」という点では比類する騎手はいないですよね。ミッキースワローも東京競馬場での経験がなく、こちらも未知数です。この”未知数コンビ”に期待したいですね。あと、私が野球では東京”スワローズ”のファンなので、ということもあります(笑)。

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――いつも推し馬の話を聞いていると、上位進出する気しかしてこないのが不思議です。では、2番手以降もお願いします。

桃井はるこ:キセキ(牡4歳、栗東・中竹和也厩舎)です。菊花賞を制していますし、いままでの戦績を見ていると2000m以上のレースでこそ真価を発揮するはずです。

 ジャパンカップは先も言ったとおり、ディープインパクトの血を引く馬が上位に来ると思っています。キセキはルーラーシップ産駒ですが、母父はディープインパクトという点がいいですね。

 さらに今回注目したのは、前で競馬ができる点。早め先頭で前目に行けて逃げ粘る! これをジャパンカップでもできればチャンスはあるでしょう。鞍上の川田将雅騎手は今秋のG1競走で、キセキをはじめとした前に行く馬で次々と結果を残しています。このコンビは強力ですよ。

 キセキに続くのはサトノダイヤモンド(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)。

 京都大賞典(G2)を勝利し、長いスランプのトンネルからようやく抜け出した感があります。キタサンブラックらとも渡り合った力をようやく取り戻しつつあるのではないでしょうか?

 サトノダイヤモンドも菊花賞を制したこともあり、中長距離も苦にしません。ディープインパクト産駒の中でも最強クラス。ここで完全復活を印象づける走りを見せてもらいたいですね。

――では最後、4番手は?

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