JRAジャパンC(G1)アーモンドアイ疑問視で「ボヘミアン・ラプソディ」優先!? 女王桃井はるこが見据えた「未知の魅力」
桃井はるこ:サンダリングブルー、シュヴァルグランも迷いました。……でも、カプリ(牡4、A.オブライエン厩舎)です!
愛ダービー(G1)の勝ち馬にしてイギリスのセントレジャー(G1)も制覇。このふたつを制したのは伝説の英三冠馬ニジンスキー以来、実に47年ぶり!! ふつーに名馬なんです。
今年の秋はフォワ賞(G2)と凱旋門賞(G1)で5着。前走の英チャンピオンステークス(G1)では4着。勝ちこそないものの5着以内の好走を見せています。しかも凱旋門賞では、最後の直線で馬群から抜けてあわや勝利とも思わせる強い競馬を見せてくれました。
来日して日本の馬場に適合できるかは未知数。だけど、ミッキースワロー同様、未知数な部分にかけてみたい!!
鞍上は前走から引き続きR.ムーア騎手。昨年は香港ヴァーズ(G1)などを制したハイランドリールの全弟アイダホで5着。ジェンティルドンナでこのレースを制した経験もあります。今年もやってくれるはず。
そして、実はサインもあるんですよ……。今、英国バンド・クイーンを描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開中です。先日鑑賞したところ、収録スタジオでメンバーが「ガリレオ~」と何度も歌うシーンがあるんです。しかも「何回歌わせる気だ? ガリレオって誰?」とボヤいたり。カプリはそのガリレオ産駒!! もうこれは来る気しかしない!!!
サンダリングブルーも、今年英インターナショナル(G1)で3着、カナディアンインターナショナル(G1)でも2着とふたつの国のG1で馬券圏内に入っている点がいいんですけどねぇ。
鞍上はF.ベリー騎手。4年前に中山競馬場に遊びに行ったときに中山金杯(G3)をオーシャンブルーで制したんです。なぜかそのときの姿が印象に残っているんですよ。前年はダノンバラードでアメリカジョッキーCC(G2)、翌年もラブリーデイで中山金杯を勝っています。中山競馬場向きのイメージが強いですが、東京競馬場もこなしてくれそうな感じがします。だけど、とりあえず上位5番手内ではないですね。
そしてシュヴァルグラン。このレースと相性は良さそうだけど、3年連続して上位に来ることはないかなと。同馬は今年6歳。過去10年、このレースで連対した20頭はいずれも年齢が「5歳以下」。6歳以上は[0-0-2-45]という結果に終わっています。主戦のH.ボウマン騎手も騎乗停止で参戦しませんし、ちょっと厳しいのではないでしょうか。
サトノクラウンもマイルチャンピオンシップをステルヴィオで勝ったW.ビュイックが騎乗するので期待できそうなものの、シュヴァルグラン同様6歳という点が引っかかりますね。
――今回も鋭いご意見をありがとうございました!
桃井はるこ:今年も残りはあと1カ月。応援している馬が上位に来てもらい、楽しい気分で有馬記念(G1)に向かいたいです!!
――次回は有馬記念でズバッとお願いします!!
(取材=編集部)
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※その他、最新情報は桃井はるこ公式サイト
<http://rg-music.com/momoi/>
及びツイッターをチェック!
桃井はるこTwitter @momoiktkr
事務所Twitter @RightGauge
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