真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.06.19 18:23

JRA宝塚記念(G1)「現役屈指」リスグラシュー&レーンが怖すぎる! 「精神面成長」香港善戦でも陣営不満
編集部
23日、春のグランプリ宝塚記念(G1、芝2200メートル)が行われる。2つ目のG1制覇を目指すリスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)について検討する。
リスグラシューは昨年のエリザベス女王杯(G1、芝2200メートル)で悲願のG1初制覇を遂げ、その後、海外初遠征となった香港ヴァーズ(G1、芝2400メートル)に挑戦。いったんは先頭に立ちながら、エグザルタントに差し返されての2着だった。矢作芳人調教師は「一回(前に)出ているだけに残念」と悔しさを口にしたが、一方で「偉い牝馬です」と馬の頑張りをねぎらった。
リスグラシューはこれまで19戦して全成績は【4・8・4・3】。馬券圏外に沈んだのはたったの3回。G1タイトルこそ1つだが、香港ヴァーズでG1レースでの2着は5回目となった。まさに現役屈指の名牝と言える。
陣営は春の大目標を香港のクイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル)に設定。必勝を期して再び香港に旅立ったが、勝ったのは日本のウインブライト。香港ヴァーズに続きエグザルタントに遅れをとっての3着だった。とはいえ、内が伸びる馬場で外から差した末脚は光った。リスグラシューを大レースでは力が少し足りないシルバーコレクター、ブロンズコレクターと判断するのは早計だろう。
レース後、矢作師は「(ウインブライトが勝ったので)チームジャパンとして一緒にやってきた仲間ですから、素直に勝ち馬を褒めてあげたい」と勝者を称えた。ただし、この敗戦はかなりショックだったようだ。東スポYouTube動画で宝塚記念に臨むにあたっての心境を取材された矢作師は「(クイーンエリザベス2世Cは)調子がすごく良かったので、勝てると思っていた。負けたのは不本意」と語っている。
PICK UP
Ranking
5:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……