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世界最強エネイブルを「最も追い詰めた馬」死亡……世界最高クラスの末脚有したが

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※画像:シーオブクラス/『JRA-VAN』より

 7月22日、昨年の凱旋門賞(仏G1)でエネイブルに次いで2着と好走したシーオブクラス(牝4歳、英・W・ハガス厩舎)が疝痛のため死亡したと現地メディアが報じた。

 凱旋門賞などG1競走6連勝を達成したシーザスターズ産駒のシーオブクラス。デビュー戦こそ2着に終わったものの、その後は愛オークス、ヨークシャーオークスなどG1競走も含む4連勝を達成。満を持して凱旋門賞へ挑戦した。

 凱旋門賞では好位で進むエネイブルとは対象的に、シーオブクラスは最後方に控えた。最後の直線で馬群の真ん中を割って猛然と進出すると、抜け出していたエネイブルに肉薄。わずかクビ差届かず2着に終わったものの、世界最強女王を追い詰めた走りは多くの人にインパクトを残した。

 その後、休養に入ったシーオブクラスは今年、プリンスオブウェールズステークス(G1)で始動。日本からはディアドラ、さらにブリーダーズカップターフ(G1)で2着、今年のタタソールズゴールドカップ(G1)を勝ったマジカル、G1競走で2着を3回経験しているクリスタルオーシャンら好メンバーが集結した1戦でも上位進出を期待されていた。

 だが、あいにくの悪天候で稍重の馬場で行われたこともあり、爆発的な末脚が不発。まさかの5着に終わり、主戦のJ.ドイル騎手は「彼女はこのような重い馬場を好まない」と語り、また管理するハガス師も「彼女をこのようなひどい天候と馬場にさらしてしまいました。出走させたのはミスだった」と悔やんでいた。

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