【WAS選抜チーム編】「日本VS世界」ワールドオールスタージョッキーズ参加騎手の「騎乗馬の質」まで徹底解剖!WASJ最有力候補はどの騎手か!
◆J.モレイラ(香港代表) 総合期待値「37」
「前年度の覇者は、やはり今年も大注目。連覇を果たしてこそ真のマジックマン」
1R デルマサリーチャン [D]→[D] 2R サクラボールド [B]→[B] 3R マジックシャトル [A]→[B] 4R ハツガツオ [C]→[C+]
この夏、一番の注目騎手はやはりこのモレイラ騎手を置いて他にいない。このWASJは昨年総合1位に輝いており、今年はディフェンディングチャンピオンとして挑む。すでに札幌記念のモーリス騎乗など短期免許で来日しており、札幌競馬場のコンディションは他の外国人騎手よりも掴めているはずだ。連覇なるか、今年も注目が集まる。
「マジックマン」の異名を持つだけに、A評価のマジックシャトルはある意味おあつらえ向きの馬だが、評価としてはかなり厳しい。昨夏に現級勝ちがあるものの、そこから馬券圏内が1度もなく、前走の4着が最高だ。前走の勝ち馬とは0.3秒差の競馬だっただけに、ここは踏ん張りどころだ。
B評価のサクラボールドはまずまず期待できそうだが、9歳の夏を迎え成績が下降気味なのが気掛かりだ。最後に勝利を挙げたのは2012年。それから勝ち切れない競馬が続いているが安定感はなかなか。ハツガツオはC評価ながら、展開が嵌まればワンチャンスありそうな馬。D評価のデルマサリーチャンは1ケタ着順が目標だ。
◆J.スペンサー(イギリス代表) 総合期待値「34」
「イギリスから参戦も有力馬に恵まれず……腕でどこまで」
1R オペラハット [B]→[C]
2R ウインオリアート [D]→[C]
3R レヴァンタール [C]→[C]
4R オウケンブラック [A]→[A‐]
2度のリーディング実績のあるイギリスの名手。他にもデビットジュニアでドバイDF(現ドバイターフ)、ケープブランコとのコンビでアメリカのマンノウォーSやアーリントンミリオンを勝つなど、その活躍は世界中に渡る。日本へもドゥーナデンで参戦した2013年のジャパンC以来5度目の来日。「日本の競馬は世界一」と語っているように、来日を心待ちにしていたようだ。
オウケンブラックはA評価だけに、同条件だった前走の4着では物足りない。最低でも馬券圏内を確保したいところだ。2走前に2着があるが、前走を見た限りA評価としては厳しい。ラジオNIKKEI賞4着の実績がある1800m戦だけに、なんとか上位を確保したい。
オペラハットのB評価もなかなかに酷だ。現級での好走歴はあるものの、いずれもダートの長距離戦。2600mが初距離どころか芝のレース自体が一昨年以来で、最高着順も未勝利の5着だ。C評価のレヴァンタールは確実にポイントを稼いでくれそうな一頭。洋芝のスプリント戦では大崩れしていない。D評価ながらウインオリアートは十分に期待できる存在。休み明けながら2走前に勝ち上がり、昇級初戦の前走も8着とそこまで負けていないだけに、このD評価はかなり有利だ。
PICK UP
Ranking
23:30更新
「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 高知競馬10年間で「売上10倍」の快挙! かつてハルウララ騎乗の武豊騎手が「悲惨」と憂いた競馬場が「時代の風」に乗る
- JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か















