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【WAS選抜チーム編】「日本VS世界」ワールドオールスタージョッキーズ参加騎手の「騎乗馬の質」まで徹底解剖!WASJ最有力候補はどの騎手か!

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◆永森大智(地方競馬代表) 総合期待値「38」
「地方を代表する赤い彗星は、芝レースへの対応がカギ」
1R アドマイヤロワ [B]→[C] 2R ベルニーニ   [D]→[D] 3R イキオイ    [C]→[C] 4R メイクアップ  [A]→[A]

 2位以下を大きく離してリーディングをひた走る高知競馬を代表する名手。地方競馬代表騎手決定戦では見事2連勝を飾り、圧巻の成績で地方代表の座を勝ち取った。ダートが主流の地方騎手だけに「芝のコースは今まで盛岡で4回乗っただけ」と不安はあるものの「出るからにはもちろん優勝したい」と意気込みは強い。ニックネームは『赤い彗星』。

 最も期待できるA評価のメイクアップでは、きっちりと3着以内を確保したい。一昨年の年末に現級へ勝ち上がってからは「2着2回に3着7回」と勝ち切れないものの高いポテンシャルを示している。ただ昨年も今年も函館で好走し札幌で惨敗。たまたまなのか、不安が残る。

 1Rのアドマイヤロワは決して恵まれたB評価ではない。現級の2600mは3回走って5着2回に6着1回。今回も掲示板を確保できれば御の字か。逆に3RのイキオイはC評価ながら上位進出が期待できる。現級に上がった初戦は12着に大敗したが、2走目で勝ち馬から0.5秒差の7着に前進。3走目でさらなる前進があれば面白い。D評価のベルニーニの目標は1ケタ着順だ。

 有力馬が数多くそろった今年の「WAS選抜チーム」は、相手の「JRA選抜チーム」を圧倒しそうな雰囲気もある。特にカナダのウィルソンがくじ運に恵まれ、馬質的には参加騎手の中でも最高峰の印象がある。また「意外」と言っては失礼だが、急遽参戦となった岩田騎手も馬質的には優勝が狙える位置にいる。ここで復活なるか。

アメリカの三冠ジョッキー・V.エスピノーザ騎手が参加できなかったのは残念だが、それでも台風の目となりそうな岩田騎手を含めて面白いメンバーが揃った今年のWASJ。今から世界屈指のハイレベルな争いが楽しみだ。

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