真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.08.26 14:05
【WAS選抜チーム編】「日本VS世界」ワールドオールスタージョッキーズ参加騎手の「騎乗馬の質」まで徹底解剖!WASJ最有力候補はどの騎手か!
編集部
◆永森大智(地方競馬代表) 総合期待値「38」
「地方を代表する赤い彗星は、芝レースへの対応がカギ」
1R アドマイヤロワ [B]→[C] 2R ベルニーニ [D]→[D] 3R イキオイ [C]→[C] 4R メイクアップ [A]→[A]
2位以下を大きく離してリーディングをひた走る高知競馬を代表する名手。地方競馬代表騎手決定戦では見事2連勝を飾り、圧巻の成績で地方代表の座を勝ち取った。ダートが主流の地方騎手だけに「芝のコースは今まで盛岡で4回乗っただけ」と不安はあるものの「出るからにはもちろん優勝したい」と意気込みは強い。ニックネームは『赤い彗星』。
最も期待できるA評価のメイクアップでは、きっちりと3着以内を確保したい。一昨年の年末に現級へ勝ち上がってからは「2着2回に3着7回」と勝ち切れないものの高いポテンシャルを示している。ただ昨年も今年も函館で好走し札幌で惨敗。たまたまなのか、不安が残る。
1Rのアドマイヤロワは決して恵まれたB評価ではない。現級の2600mは3回走って5着2回に6着1回。今回も掲示板を確保できれば御の字か。逆に3RのイキオイはC評価ながら上位進出が期待できる。現級に上がった初戦は12着に大敗したが、2走目で勝ち馬から0.5秒差の7着に前進。3走目でさらなる前進があれば面白い。D評価のベルニーニの目標は1ケタ着順だ。
有力馬が数多くそろった今年の「WAS選抜チーム」は、相手の「JRA選抜チーム」を圧倒しそうな雰囲気もある。特にカナダのウィルソンがくじ運に恵まれ、馬質的には参加騎手の中でも最高峰の印象がある。また「意外」と言っては失礼だが、急遽参戦となった岩田騎手も馬質的には優勝が狙える位置にいる。ここで復活なるか。
アメリカの三冠ジョッキー・V.エスピノーザ騎手が参加できなかったのは残念だが、それでも台風の目となりそうな岩田騎手を含めて面白いメンバーが揃った今年のWASJ。今から世界屈指のハイレベルな争いが楽しみだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!