真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.12.01 04:49
JRAチャンピオンズC「美味すぎ穴馬」タイムフライヤー絶好! 松田国英調教師「ここまで狙い通り」3度目の“1本釣り”へ勝負仕上げ
編集部
「ここまで狙い通りに来た。期待してます――」
1日に中京競馬場で行われる今年のチャンピオンズC(G1)は、上位拮抗の大混戦。そんな中、密かに自信を深めているのが、タイムフライヤー(牡4歳、栗東・松田国英厩舎)の“マツクニ”調教師だ。
前身のジャパンCダートと合わせ、今年で第20回の節目を迎えるチャンピオンズCだが、松田調教師はクロフネとベルシャザールという、「芝」からの転戦馬で本レースを2勝。2歳のホープフルS(G1)勝ちから、芝路線を歩んできたタイムフライヤーに共通する部分がある。
「実はタイムフライヤーを担当している厩務員さんは、過去にクロフネを担当していた方。他にも芝・ダート両方で重賞を勝ったブロードアピールを手掛けるなど、芝・ダート共通の活躍馬に実績があります」(競馬記者)
タイムフライヤーが初ダートを迎えたのは、今夏のエルムS(G3)だった。実は、その過程で馬に大きな変化があったという。
「函館で調整していたんですけど、“ダート仕様”に変化させる過程で、かなり馬のバランスが良くなりました。松田国英厩舎といえば、馬を鍛えて強くすることで有名ですが、これまでのタイムフライヤーは弱いところがあって、なかなかハードなトレーニングができなかったそうです。
ですが、ここに来て調教のダメージが残らなくなったとか。松田調教師も『これなら』と思ったらしいですよ」(同)
そこからタイムフライヤーはダート初戦となったエルムSで6着に敗れたものの、次走のシリウスS(G3)では“変わり身”を買われて1番人気に。
残念ながら、レースでは1コーナーで掛かってしまい6着に終わったが、これにも明確な「原因」があるという。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
- 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
- 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
- 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
- 【オークス】石川裕紀人が滑り込みでラストチャンスをゲット!?血統的に距離延長歓迎の穴候補に浮上…カワカミプリンセス、カレンブーケドールに続けるか
- 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
- 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
- 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!