GJ > 競馬ニュース > 有馬記念(G1)展望  > 3ページ目
NEW

【有馬記念(G1)展望】最強女王アーモンドアイ出走で歴史的一戦に! 最初で最後の「No.1決定戦」へ超豪華メンバーが集結!

【有馬記念(G1)展望】最強女王アーモンドアイ出走で歴史的一戦に! 最初で最後の「No.1決定戦」へ超豪華メンバーが集結!の画像6

◆ワールドプレミア(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)
ファン投票:67,887票(7位)
主な勝ち鞍:菊花賞

 競馬界のレジェンド武豊が、今年は菊花賞馬を引き連れて有馬記念に挑む。デビューから6戦「競馬の帝王学」を最もよく知る男が、丹念に競馬を教え込んできた。春のクラシックを自重した遅咲きのディープインパクト産駒の華が開いたのが、今秋の菊花賞だ。中団から馬群を縫うように抜け出すと、クラシック最後の一冠を手にしている。

 例年以上の強豪ぞろいのため、前評判はそれほど高くないが、この馬の強みは前走で進化を示した自在性。天才・武豊が意のままに操れば、大番狂わせはお手の物に違いない。

【有馬記念(G1)展望】最強女王アーモンドアイ出走で歴史的一戦に! 最初で最後の「No.1決定戦」へ超豪華メンバーが集結!の画像7

◆スワーヴリチャード(牡5歳、栗東・庄野靖志厩舎)
ファン投票:61,599票(8位)
主な勝ち鞍:ジャパンC、大阪杯

 この男が乗るだけで、その馬は“危険な存在”と化す。若き英国リーディングジョッキーO.マーフィー騎手の恐ろしさは、今や多くの日本競馬ファンが知るところだ。

 その綿密なプランに裏付けされた、積極的なレース運びで“一変”を遂げたのが、前走のスワーヴリチャードだ。昨年の大阪杯を勝って以降、あと一歩足りない善戦マンに留まっていたが、マーフィー騎手と初コンビを組んだジャパンCで見事な復活。

 中間の調教で「彼は王者としての自信に満ちている」と、相棒の確かな“変身”の跡を感じ取ったマーフィー騎手。世界中からトップジョッキーが集った秋の日本競馬で、今最も乗れる男と言えるだろう。

【有馬記念(G1)展望】最強女王アーモンドアイ出走で歴史的一戦に! 最初で最後の「No.1決定戦」へ超豪華メンバーが集結!の画像8

◆レイデオロ(牡5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)
ファン投票:60,594票(9位)
主な勝ち鞍:日本ダービー、天皇賞・秋

 不完全燃焼のまま終わるわけにはいかない。逆襲のフィナーレへ、レイデオロにもう失うものはないはずだ。

 昨年の天皇賞・秋で2つ目のビッグタイトルを手にしたレイデオロは、年末の有馬記念でも2着。アーモンドアイを迎え撃つ、古馬陣の筆頭格といえる存在だった。しかし、今年は4戦して未勝利、特に前走のジャパンCでは1番人気に推されながらも11着に大敗している。

 果たして、レイデオロはもう終わったのだろうか。名誉挽回へ、現役最多勝を誇る調教師界のレジェンド藤沢和雄が、このまま終わらせるとは思えない。

【有馬記念(G1)展望】最強女王アーモンドアイ出走で歴史的一戦に! 最初で最後の「No.1決定戦」へ超豪華メンバーが集結!の画像9

◆アルアイン(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)
ファン投票:46,494票(12位)
主な勝ち鞍:大阪杯、皐月賞

 現在リーディング8位とトップジョッキーの1人に成長した松山弘平騎手にとって、アルアインは天国と地獄の象徴のような存在だ。

 自身の初G1となる皐月賞をプレゼントし、その名を全国の競馬ファンに知らしめたのがアルアインであり、その後の日本ダービー惨敗から乗り替わりを告げられる“悪夢”を経験させてくれたのもまた本馬である。

 それだけに2年7カ月ぶりのコンビ結成となったグランプリ挑戦は、松山騎手にとっても期するものがあるに違いない。そして、今回がアルアインのラストラン……トップジョッキーへ成長した松山騎手が相棒を勝利へ導き“ベストパートナー”を証明する。

【有馬記念(G1)展望】最強女王アーモンドアイ出走で歴史的一戦に! 最初で最後の「No.1決定戦」へ超豪華メンバーが集結!のページです。GJは、競馬、, , , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  8. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】