真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.01.03 10:53
JRA絶対王者ノーザンファームに「風穴」……9年連続の最優秀賞生産者も53年ぶりの大波乱
編集部
有馬記念やジャパンCに次ぐ、1着賞金額2億円を誇る日本ダービーを北海道日高郡新ひだか町の飛野牧場が生産したロジャーバローズが勝ったのだ。
ちなみにロジャーバローズは12番人気の伏兵。10番人気以下の馬がダービーを勝ったのは1966年以来、53年ぶりの大波乱だった。「日本ダービーを勝つ馬づくり」を掲げているノーザンファームにとって、これは大きなショックだったに違いない。
とはいえ、このような勝利は、乱暴な言い方をすれば「奇跡」だ。さらに残念なことにロジャーバローズはこのレースで引退……一方、ノーザンファーム生産馬で同じクラシックホースの皐月賞馬サートゥルナーリアや菊花賞馬ワールドプレミアは、有馬記念でも存在感を見せた。
そして迎える2020年、果たしてノーザンファームの「独占」に風穴を開けるスターは登場するのか、それとも日本競馬の“支配者”がさらに大記録を打ち立てるのか――。最優秀賞生産者争いに焦点はなくとも、競争の火は消えていないと信じたい。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!