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JRAクリスタルブラック「初物」づくしの京成杯快勝! そして論議を呼ぶ「皐月賞直行」のローテーションはどう出るか?

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昨年皐月賞に直行し、勝利したサートゥルナーリア

 

 また、皐月賞直行というローテーションは皐月賞ではなく、ダービーを狙うローテーションとも言える。皐月賞はあくまでステップ。万が一獲れればそれに越したことはないが、あくまで狙うのはダービー、という考え方だ。

 これについては京成杯の後、一戦挟んで皐月賞へ向かうローテーションと皐月賞へ直行したローテーションを比較したデータがある。

 それによると、過去10年の京成杯勝ち馬で皐月賞へ直行している年が、2010年、2016年、2018年で、ダービーにも出走している。そのうち、2010年のエイシンフラッシュは皐月賞3着後、ダービーを制している。

 これ以外の馬は次走にトライアルやステップレースを使われ、皐月賞には出走しているが、ダービーには出走できなかった(うち2頭は京成杯以降使われなかった)。皐月賞直行を選んだクリスタルブラックにとっては歓迎できるデータと言えよう。

 最近の有力馬はトライアルやステップレースを使わず、目標のレースへ直行するケースが多々見受けられる。これは外厩施設の恩恵もあるが、使い減らしした状態で大舞台を迎えさせたくないという意図が透けて見える。

 果たしてクリスタルブラックのこの決断は吉と出るか凶と出るか。

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