GJ > 競馬ニュース > 同着で「11.5倍」が「2.2倍」に  > 2ページ目
NEW

競馬で珍事「同着の時は、オッズがだいたい半分になる」は勘違いか……スズカフロンティアの単勝「11.5倍」的中のはずが、数分後わずか「2.2倍」の払戻しになった理由

【この記事のキーワード】, ,

 この判定にサトノアーサーの単勝を買っていた大勢のファンは胸をなで下ろしたであろう一方、下唇を噛んだのがスズカフロンティアの単勝を買っていたファンだ。結果は仕方ないにしても同着になってしまった以上、せっかくの単勝オッズが下がってしまうことは否めない。

 しかし、ここでスズカフロンティアの単勝を買っていた人の多くが「まあ、下がっても5、6倍程度だろう」と考えていたのではないだろうか。

 何故なら、競馬には同着が起きた場合「オッズは半分程度になる」というセオリーのようなものがあるからだ。

 実際に、今回と同じく「1着同着」となったレースでは2010年のオークス(G1)がJRA史上初のG1で1着同着レースとして有名だが、その時の勝ち馬がアパパネとサンテミリオンだ。

 ちなみに単勝オッズは前者が3.8倍、後者が8.5倍だったが、1着同着によって単勝的中が2通りとなり、最終的には前者が2.1倍、後者が3.8倍で払い戻されている。セオリー通り「半分程度」といえるのではないだろうか。

 この前例から推測すると、単勝11.5倍だったスズカフロンティアの最終的な配当は、やはり5、6倍といったところが妥当だろう。

 ところが蓋を開けてみれば、最終的なスズカフロンティアの単勝オッズは、わずか「2.2倍」。気持ちとしては、仮に1万円賭けていれば11万5000円から5、6万まで落ちたのが、最終的に2万2000円に急降下である。

競馬で珍事「同着の時は、オッズがだいたい半分になる」は勘違いか……スズカフロンティアの単勝「11.5倍」的中のはずが、数分後わずか「2.2倍」の払戻しになった理由のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 今村聖奈に続き坂井瑠星も“イチャイチャ動画”が流出!? パートナー愛を試される大一番
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. JRA若手騎手がコロナ禍の「合コン」発覚で師匠から大目玉! 遅刻、夜遊び、相次ぐ“素行不良”にモラル低下を危惧する声……、危機管理の甘さが導いたきっかけとは
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. JRA「年度代表馬」史上最大のねじれ決着!? スペシャルウィーク白井元調教師らが”怒りの声”を上げたJRA賞の舞台裏
  6. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  9. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  10. 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在