GJ > 競馬ニュース > 「堅実派」ステファノス  > 2ページ目
NEW

昨年、惨敗の毎日王冠から読み解く!? 「堅実派」ステファノスに見出す戴冠の可能性とは?

【この記事のキーワード】, ,

 実際に後方11番手から運んだ昨年の毎日王冠では、上がり最速2位となる33.2秒の鬼脚を使いながらも7着と惨敗。過去の成績を見ればわかるが、この馬の武器は上がり3ハロンで使う強烈な末脚である。

 しかし、そんなこの馬の”脚質”こそが、毎年開幕週に行なわれて、先行馬が有利な毎日王冠(G2)に向かないと言わざるを得ない。昨年も末脚こそ強烈だったが、エイシンヒカリがすんなりハナを奪ってペースが落ち着いた事で、あの位置取りでは届かないのも当然だった。

 しかし、だからといってステファノスが『今年の毎日王冠で絶対に来ない』とは言い切れない。

 注目したいのは、前走の宝塚記念(G1)の走りだ。この春のグランプリでは強敵を相手に3角では10番手だったにも関わらず、4角で6番手まで浮上する自在性を発揮。そこからしぶとく脚を伸ばして、結果として5着入線を果たした。

 仮に昨年のような後方一辺倒の競馬はなく、この宝塚記念のような前を積極的に捕えに行く競馬をすれば、開幕週とはいえステファノスの末脚が脅威となることは間違いない。

昨年、惨敗の毎日王冠から読み解く!? 「堅実派」ステファノスに見出す戴冠の可能性とは?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  4. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  5. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  8. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  9. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!