発売、海外馬券の参考に! ヌーヴォレコルト出走、米BCフィリー&メアターフの有力馬プロフィール
今年はサンタアニタパーク競馬場で行われるブリーダーズカップ(11月5日)。ヌーヴォレコルトが出走することもあり、海外馬券が売り出される。
BCフィリー&メアターフは芝2000mで行われるが、非常にトリッキーなコースで知られている。
東京競馬場のようにコースから外れた引込線があり、そこからスタートを切る。そしてダートコースを一度横切りながら芝コースを1周する。芝コースは1周約1400m、直線約270m。イメージは大井競馬場の内回りコースだ。直線が短い小回りコースのため、後方から追い込むというのは楽ではない。
サンタアニタは高速決着も多く、コースレコードは1:57.2が出ているが、BCフィリー&メアターフに関してはそこまで猛時計になることは少ない。過去サンタアニタで行われたケースでは2013年の1:58.73が最も高速決着であり、平均すると1:59.7位になる。
欧州馬が英チャンピオンズデーとの兼ね合いもあり確定ではないが、出走すれば上位人気が予想される馬をピックアップした。オッズは現在のブックメーカー各社のおよその値を採用した。
ソーミダー(3歳・英国・4倍)
名牝ダーレミの仔として期待通りの強さを見せ、デビューから3連勝。そこには英ダービーの前哨戦であるムシドラS(G3)を牡馬交えての勝利も含まれる。
春の活躍を期待されたものの、怪我でクラシックの出走は叶わなかったが秋の復帰戦は完勝。しかし前走のオペラ賞では圧倒的1番人気もスローペースに泣かされて3着となっている。
怪我があったとはいえ秋3戦目。余力はあるだろう。前走も前が止まらなかっただけなので、欧州よりは流れるアメリカなら勝機十分と言える。
レディイーライ(4歳・アメリカ・4.5倍)
2014年アメリカ芝の2歳チャンピオンであり、デビューから6連勝を決めたアメリカ芝のエース。昨年のベルモントオークスを勝利後に蹄葉炎を発症し、そこから1年以上休養に入った。
今年は前々走のボールストンスパ(G1)で復帰戦を3着。前走はフラワーボール招待S(G1)を勝利した。昨年のいい頃に比べてしまうと少し物足りないものの、連勝を続けた差し脚は確実。有力馬の1頭だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛