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2020.05.08 14:00
JRA NHKマイルC(G1)過去24回の“黒”歴史!? 3歳マイル王「その後」はイバラの道か……
編集部

基本的にすべての3歳馬にとって、春の最大目標は牡馬なら皐月賞と日本ダービー、牝馬なら桜花賞とオークスになる。そこを目指しながら、獲得賞金や出走権、そして相手関係や距離適性を踏まえてマイルに活路を見出す馬が出走するのが、NHKマイルCだった。
また、以前は3歳クラシックに外国産馬が出走できなかったため、エルコンドルパサーなどの外国産馬が目標とするレースでもあった。その後、外国産馬のクラシック出走が可能になったこともあり、NHKマイルCを最大目標とする外国産馬が減少。また一時期はNHKマイルCから日本ダービーを目指す、異例のローテーションが定着したこともあった。実際にキングカメハメハ、タニノギムレット、ディープスカイはそのローテーションで日本ダービーを勝利している。
近年は短距離~マイル路線が整備されて1000~1600mの重賞やG1レースが増えたこともあり、より短距離適性やマイル適性の高い馬が増えたように思う。それは血統的な配合や、育成にも表れていそうだ。その結果、NHKマイルCで好走する馬は、仕上がり早の早熟型スピードタイプが多い傾向となっているのかもしれない。
実際に過去5年で3着以内に好走した15頭の、NHKマイルC以降の成績を見てみると、その合計は【16・13・12・116】。延べ15頭で16勝しかできていないのだから、やはりこの時期に東京のマイルで上位に好走する馬の成長力には疑問が残ってしまう。
もちろん昨年の優勝馬で安田記念に出走を予定しているアドマイヤマーズ、さらに今年の優勝馬の活躍次第では、今後この見方も変わってくるかもしれない。しかし、現時点でのNHKマイルCは、勝っても負けてもその後の活躍に影を落とす鬼門のようなレースともいえるだろう。
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