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2020.06.02 17:00
JRA「最強馬決定戦」コントレイルVSアーモンドアイはやはりあのレース!? 実現に向けて負けられない戦いは安田記念(G1)よりも……
編集部
ちなみにシンボリルドルフ以降、3冠馬の菊花賞後のローテーションは以下の通りである。
シンボリルドルフ ジャパンC(3着)→有馬記念(1着)
ナリタブライアン 有馬記念(1着)
ディープインパクト 有馬記念(2着)
オルフェーヴル 有馬記念(1着)
4頭すべてが暮れのグランプリに挑戦し、結果を残している。やはりファン投票により選出されるレースだけあって、3冠馬の出走は宿命であるのかもしれない。また、アーモンドアイも同様に言えるだろう。
有馬記念でシンボリルドルフは前年の3冠馬ミスターシービーとジャパンCで後塵を拝したカツラギエースと対決し、ナリタブライアンは女傑ヒシアマゾンと対決した。また、ディープインパクトはハーツクライに大金星を挙げられ、オルフェーヴルは6冠馬ブエナビスタの引退レースで初対決するなどのドラマが生まれてきた。
過去の名馬たちは有馬記念を舞台に後進へタスキをつなぎ、時には古馬の威厳を示している。このライバル達に共通するのが、秋のG1で結果を出して有馬記念に出走していることだ。そういった意味ではアーモンドアイも、秋初戦を飾ることが重要になるだろう。
コントレイルが3冠馬となったわけではないが、2020年は有馬記念でアーモンドアイとの対決がある意味競馬ファンへの1年の恩返しとも言えるのではないだろうか。夢の最強馬決定戦の実現を願うばかりだ。
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